インディ500 プラクティス

カーブデイのプレスリリースを
アップしました

2013-05-25 17:34:04

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カーブデイに参加(5月24日)
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本日、佐藤琢磨は他の32名のドライバーとともに、レース前に行われる最後のプラクティスであるカーブデイに参加しました。ただし、午前11時にセッションが始まり、マシーンのシステムチェックを行ったところでオイル漏れが見つかったため、No.14 ABCサプライ・ホンダにその補修作業を実施することとなります。この作業自体はすぐに終わりましたが、チーム監督のラリー・フォイトは何度も琢磨をピットに呼び戻し、マシーンの状態を念入りに確認しました。

計39周を走行した琢磨のトップスピードは223.7mph(約357.9km/h)で、これはスピードチャートの19番目に相当するものでした。

佐藤琢磨のコメント
「今日はレース前の最後のプラクティスだったので、トラフィックにおけるマシーンの感触を確認するのが重要でした。今日はとても涼しく、おかげでマシーンのスピードは上がりました。No.14 ABCサプライ・ホンダはまずまずの状態にありますが、まだ完璧というわけではありません。僕たちのレースカーは力強い走りをしてくれるでしょうが、最後の最後までマシーンを改良できるように努力していきます」


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バンプデイ(5月19日)
セットアップ作業を続行
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バンプデイの本日もプラクティスが行われ、佐藤琢磨はNo.14 ABCサプライ・ホンダのレースセッティングに取り組みました。

インディ500の決勝は5月26日に開催されます。

佐藤琢磨のコメント
「インディ500前半の最終日としてはとてもいい1日でした。この7日間、メカニックたちは懸命に働いてくれましたし、チームもいい仕事をしてくれました。昨日の予選結果には少しがっかりしていますが、僕たちはレースセッティングを行う今日の作業に集中し、決勝を戦ううえで必要な混雑した状況でもたくさん走行することができました」
「この数日間で、単独走行しているときのマシーンの状況は改善されましたが、それ以外にも改善が必要なエリアが見つかったので、さらに進化することができました。トラフィックのなかを走っていると、単独走行ではわからないことが見えてきます。今日も改善を図りましたが、徐々によくなっているものの、まだ完全に目標に到達したわけではありません」
「今日はたくさんの走行ができて本当によかったと思います。これからの数日間、僕はメディア・イベントなどに参加するので、データ解析はエンジニアたちに任せることになります。できれば、カーブデイまでにすべてが明らかになり、レースに向けてさらにマシーンが改善されることを期待しています」


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プラクティス7日目(5月17日)
これまでのベストを更新する227.038mphを記録
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佐藤琢磨はNo.14 ABCサプライ・ホンダにいち早く乗り込むと、ポールデイ前日のこの日がなぜ“ファスト・フライデイ”と呼ばれるのかを早々と実証してみせた。この日の最速ラップを記録するまでにはわずか11ラップしか要さなかったにもかかわらず、今月に入ってからのベストにあたる227.038mph (約363.3km/h)をマークしたのである。これは、全ドライバーの10番手、ホンダ・ドライバーのなかでは2番手にあたるスピードで、ホンダ勢でトップだったダリオ・フランキッティとは0.042秒差でしかなかった。

この日は天候不良のため、午後5時からメディアセンターで予選の出走順を決める抽選が行われた。ここで琢磨はラッキーなクジを引き当て、2番手に出走することが決まった。

土曜日の午後4時までには上位24台が確定し、そのうちのトップ9がファイアストン・ファスト6のオーバル版(もしくはファスト9)に出走する。午後4時30分から午後6時まで、9名のドライバーは10万ド
ル(約1030万円)の賞金を賭けたシュートアウトに挑む。33のグリッドのうち、彼らを除いた部分については日曜日(バンプデイ)に決まる。

佐藤琢磨のコメント
「今日はとてもわかりやすい1日だったと思います。ファスト・フライデイでは、高いブースト圧を使って予選用セットアップのみを試すことになります。最初の走行の後で、僕たちは良好な改善を果たし、2回目の走行はとても満足できるものでした。雨が降り始めたためにそれ以上のパフォーマンスは発揮できませんでしたが、僕たちはとてもいい状態にあると思います。今晩はデータを詳細に見直し、予選に向けた最終準備として行われる明日の午前中の走行に備えてマシーンにファインチューニングを行います。今日は、短いけれど、いい1日でした」


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プラクティス6日目(5月16日)
これまでのベストとなる223.6mphを記録
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佐藤琢磨は、走行6日目となった本日、33名のドライバーのなかで10番目にあたる223.6mph(約357.8km/h)を記録しました。これは、琢磨が今月に入ってから記録したスピードとしてはもっとも高い数値です。

5月17日(金)は、予選前に1日フルに走行できるプラクティスとしては最終日となるファスト・フライデイが行われます。ここでは、ポールポジションを決める土曜日に備え、各チームはダウンフォースをギリギリまで削って予選シミュレーションを行うので、スピードがぐんと上がることが予想されます。

佐藤琢磨のコメント
「順調に走行を終え、多くのことを学んだので、今日も建設的な1日でした。いくつか確認をしたいことはありますが、レーストリムでも予選用トリムでもクルマのパフォーマンスが良好であることがわかったので良かったと思います」


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プラクティス5日目(5月15日)
221.8mphを記録し、スピードチャートの12番手につける
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快晴に恵まれて華氏90度(約32℃)近くまで気温が上昇した本日、佐藤琢磨は合計87ラップを走行。その86ラップ目に221.8mph(約354.9km/h)のトップスピードを記録し、スピードチャートの12番手につけました。16日(木)は嵐になるとの予報もあるため、チームはできるだけ多くの周回をこなそうと努力しました。

佐藤琢磨のコメント
「今日も建設的な1日でした。昨日からやや予定に遅れが出ていましたが、今日は順調に追い上げ、この2日間で試す予定にしていたことにトライし、マシーンへの変更が良好であることが確認されました。今日はいいデータも収集でき、最終的にはトラフィックのなかでマシーンがどんなパフォーマンスを示すかも確認できました。ポジティブなことがいくつか見つかり、そうでないこともいくつかありました。今晩のミーティングでそれらが明らかになり、明日も進歩していけることを期待しています」


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プラクティス4日目(5月14日)
メカニカル・トラブルのため、走行は20ラップに留まる
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ABSサプライ・レーシングチームは多くの時間をコース上ではなくガレージのなかで過ごすことになりました。No.14にメカニカル・トラブルが発生したため、佐藤琢磨は多くの周回数をこなすことができなかったのです。

琢磨の周回数は20ラップに留まっただけでなく、その多くはレーシングスピードに到達していませんでした。最終的に216.6mphを記録したのは、ほとんどのトラブルが解消された1日の終わりのことでした。

佐藤琢磨のコメント
「残念ながら、今日はあまりいい1日ではありませんでした。いくつかの問題があって、その原因を突き詰めるのに長い時間を要し、このためあまりたくさんは走れませんでした。明日はトラブルフリーとなることを期待しています」


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プラクティス3日目(5月13日)
45ラップを走行し、6番手に相当する223.363mphを記録
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インディ500の走行3日目となる本日、No.14 ABCサプライ・ホンダを駆る佐藤琢磨は6番手に相当する223.363mph(約357.4km/h)を記録しました。今日の周回数は45周でした。琢磨は、昨晩メカニックたちの手で積み替えられたアップデート仕様のホンダ・エンジンを搭載したマシーンで走行しましたが、これは、シーズン当初から使っていたエンジンが最大走行距離として規定されている2000マイル(約3200km)に達したために採られた措置です。ホンダ勢のなかで、本日は佐藤が最速でした。

佐藤琢磨のコメント
「今日はとても強い手応えを感じる1日でした。いくつかの変更を行ったところ、とてもいいデータを収集でき、すべて順調に進みました。どの点を見ても満足できる進歩を果たしています。今日からはチームメイトのコノー・ダリーも走行を開始しましたが、彼が素早くスピードを上げているのも喜ばしいことです。明日からは予定どおり、2台での本格的なテストを開始することになります」


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プラクティス2日目(5月12日)
62ラップを終え、12番手に相当する219.082mphを記録
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佐藤琢磨とAJフォイト・レーシングは本日もインディアナポリス・モーター・スピードウェイでNo.14 ABCダラーラ・ホンダのセットアップに取り組みました。現在、シャシーに搭載されているエンジンはあと60ラップで寿命を迎えるため、今日は、この60ラップのなかでいかに多くのことを学べるかに焦点を置いて作業が進められました。

結果的に62ラップを数えた本日の走行で琢磨は219.082mph(約350.3km/h)を記録。これは参加した全23台のなかで12番手、ホンダ陣営としては3番目に相当するスピードでした。

佐藤琢磨のコメント
「2日目となった今日はいい1日でした。寒くて少し風も吹いていましたが、少なくともコンディションは安定していたので、僕たちはセットアップの比較テストを行ない、貴重なデータを収集しました。もっとも、今日予定していたことがすべてできたわけではありませんが、いくつかのことを学ぶことができました。したがって少しずつ進歩しているといえます」


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プラクティス初日(5月12日)
佐藤琢磨、インディ500の走行初日にニューカーをシェイクダウン
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第97回インディ500の走行初日となった本日、佐藤琢磨はオープニングデイに参加し、新車のNo.14 ABCサプライ・ホンダをシェイクダウンしました。IZODインディカー・シリーズのポイントリーダーである琢磨とABSサプライ・チームは、いい流れを携えてスピードウェイを訪れましたが、シーズン最初のオーバルレースを迎えるにあたって、琢磨は「シリーズはゼロにリセットされる」と語りました。

本日の走行は、1月に納車されて以来、チームがインディ500に向けて準備を進めてきたニューカーのシステムがすべて順調に作動するかどうかの確認を第1の目的としていました。

本日、琢磨は計29ラップを走行して217.7mph(約348.3km/h)のトップタイムをマークし、16台中13番手(うち4台はバックアップカー)となりました。

佐藤琢磨のコメント
「インディに戻ってこられて嬉しいですし、AJがピットスタンドに戻ってきてくれたことも嬉しく思っています。いい流れを保ってこのサーキットにやってきましたが、忘れてはならないのは、過去4戦が開催されたサーキットとスピードウェイではコースの特性がまったく異なっているため、僕たちはまったくのゼロからスタートするという点にあります。今日はブランニューのNo.14マシーンをシェイクダウンしました。チームは、4ヵ月間をかけてこの美しいインディカーを仕上げてくれました。僕たちが今日行ったのは、まだ基本的な手続きに過ぎません。ベースライン・セットアップを用いて車高の影響を確認したり、すべての機能がきちんと動作するかどうかを見極めているところです。今日はまだリラックスした1日でしたが、たくさんの距離を走行でき、すべての機能が正常に動作することが確認できてよかったと思います」