|
POS. |
DRIVER/TEAM |
No |
START |
LAPS |
LL |
Status |
PTS |
|
1 |
Josef Newgarden
CFH Racing |
67 |
5 |
90 |
46 |
Running |
53 |
|
2 |
Graham Rahal
Rahal Letterman Lanigan Racing |
15 |
8 |
90 |
17 |
Running |
41 |
|
3 |
Scott Dixon
Target Chip Ganassi Racing |
9 |
4 |
90 |
2 |
Running |
36 |
|
4 |
Will Power
Team Penske |
1 |
2 |
90 |
0 |
Running |
32 |
|
5 |
Ryan Hunter-Reay
Andretti Autosport |
28 |
18 |
90 |
0 |
Running |
30 |
|
6 |
Carlos Munoz
Andretti Autosport |
26 |
22 |
90 |
0 |
Running |
28 |
|
7 |
James Hinchcliffe
Schmidt Peterson Motorsports |
5 |
10 |
90 |
1 |
Running |
27 |
|
8 |
Sebastien Bourdais
KVSH Racing |
11 |
7 |
90 |
2 |
Running |
25 |
|
9 |
Simon Pagenaud
Team Penske |
22 |
3 |
90 |
3 |
Running |
23 |
|
10 |
Marco Andretti
Andretti Autosport |
27 |
13 |
90 |
0 |
Running |
20 |
|
11 |
Luca Filippi
Ed Carpenter Racing |
20 |
9 |
90 |
0 |
Running |
19 |
|
12 |
Charlie Kimball
Novo Nordisk Chip Ganassi Racing |
83 |
11 |
90 |
0 |
Running |
18 |
|
13 |
Tony Kanaan
NTT Data Chip Ganassi Racing |
10 |
6 |
90 |
0 |
Running |
17 |
|
14 |
Juan Pablo Montoya
Team Penske |
2 |
15 |
90 |
1 |
Running |
17 |
|
15 |
Helio Castroneves
Team Penske |
3 |
1 |
90 |
18 |
Running |
17 |
|
16 |
Gabby Chaves
Bryan Herta Autosport with Curb-Agajanian |
98 |
17 |
90 |
0 |
Running |
14 |
|
17 |
Takuma Sato
A.J. Foyt Enterprises |
14 |
20 |
90 |
0 |
Running |
13 |
|
18 |
Sage Karam
Chip Ganassi Racing |
8 |
12 |
90 |
0 |
Running |
12 |
|
19 |
Stefano Coletti
KV Racing Technology |
4 |
16 |
90 |
0 |
Running |
11 |
|
20 |
Rodolfo Gonzalez
Dale Coyne Racing |
18 |
21 |
90 |
0 |
Running |
10 |
|
21 |
Jack Hawksworth
A.J. Foyt Enterprises |
41 |
19 |
90 |
0 |
Running |
9 |
|
22 |
James Jakes
Schmidt Peterson Motorsports |
7 |
14 |
89 |
0 |
Running |
8 |
|
23 |
Francesco Dracone
Dale Coyne Racing |
19 |
23 |
89 |
0 |
Running |
7 |
|
佐藤琢磨とジャック・ホークスワースのふたりは、日曜日に行われたホンダ・インディ・グランプリ・オブ・アラバマの決勝レースで懸命の力走を見せましたが、そうした努力は結果には結びつきませんでした。
20番グリッドからスタートした琢磨は、オープニングラップでいくつか順位を上げた後、順調に周回を重ねて行きました。90周のレースが15周目を迎えた頃になると、数名のドライバーが給油のためにピットストップを行うようになります。けれども、ABCサプライ・ホンダの2台は、前を行くライバルたちを追走するため、速いペースを保って走り続けていました。
11番手を走行していた琢磨がターン1にアプローチしようとしたところ、19周目に給油を行ったペンスキーのウィル・パワーがピットアウトしてきました。ところが、パワーは琢磨に気づいていなかったのか、もしくは彼を攻略しようとしていたのか、ここで2台は接触し、琢磨はノーズにダメージを負うことになります。
これに対し、オフィシャルは「避けられる接触事故を起こした」としてパワーにドライブスルー・ペナルティを科しました。レース後に事故の映像を見たパワーは、琢磨のもとを訪れて謝罪しました。この事故で路面上に破片が散らばったことから、この日最初のフルコーション(本レース中のフルコーションはこれを含めて2度だけ)となり、全ドライバーがピットストップを行いました。
ここでレッドタイアに履き替えた琢磨は、35周目に2度目のフルコーションとなったときにもピットストップを行い、改めてレッドタイアへの交換を行ないました。けれども、その後はフルコーションとならなかったため、次の給油まで走り続けるにはタイアデグラデーションがあまりに激しく、ラップタイムは次第に落ち込んでいきます。琢磨はそのまま周回を重ねましたが、最後には2周で8つも順位を落とすことになり、64周目にピットストップを余儀なくされることとなります。それでも、90周目のフィニッシュまで走りきるには燃料をセーブしなければいけませんでしたが、琢磨はそれをやり遂げると17位で完走を果たしました。
19番グリッドからスタートしたホークスワースは一時11番手まで順位を上げましたが、最後のピットストップの際にエアガンが不調に陥り、21位でチェッカードフラッグを受けました。
この後、チームは週の後半にテストが行なわれるインディアナ・モーター・スピードウェイに向かいます。ここでは、今シーズン初となるスーパースピードウェイ・エアロキットを試しますが、テスト終了後に改めてロードコース用のエアロキットに戻し、5月9日に開催されるアンジーズ・リスト・グランプリ・オブ・インディに備えることになります。
佐藤琢磨のコメント
「僕がすでにターン1に進入していたところでウィルと接触してしまいましたが、どうやら彼は僕に気づいていなかったようです。彼はピットから出てきたばかりで、僕とサイド・バイ・サイドとなりました。僕はなんとか事故を避けようとしましたが、どうにもできませんでした。まさかウィルと接触するとは思いもしませんでした」
「とてもタフで困難な状況でしたが、レースを完走できてよかったと思います。スタートでいくつか順位を上げ、イエローが出たときにピットストップでアドバンテージが得られるようなストラテジーに沿ってレースを戦っていました。同じストラテジーを選んだ速いマシーンが何台かいたので、判断が間違っていたとは思いません。僕たちは2スティントでレッドタイアを使いましたが、スティントがあまりに長く、その終盤ではペースを保つのにとても苦労しました。レースが終わってみれば、途中で少しだけ給油してタイア交換を行なえばよかったといえますが、あの段階でそれを判断するのは難しく、結果的に大きく順位を落としてしまいました。ただし、あのときチームはステイアウトを指示してきたので、ピットストップはあと1回だけで済むものと考えていました。とても苦しい1日でしたが、チームはたくさんのことを学んだので、それらをインディ・グランプリで活用できることを期待しています」
(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)