|
POS. |
DRIVER/TEAM |
No |
START |
LAPS |
LL |
Status |
PTS |
|
1 |
Graham Rahal
Rahal Letterman Lanigan Racing |
15 |
13 |
90 |
23 |
Running |
53 |
|
2 |
Justin Wilson
Andretti Autosport |
25 |
14 |
90 |
6 |
Running |
41 |
|
3 |
Simon Pagenaud
Team Penske |
22 |
15 |
90 |
0 |
Running |
35 |
|
4 |
Scott Dixon
Target Chip Ganassi Racing |
9 |
1 |
90 |
22 |
Running |
34 |
|
5 |
Tony Kanaan
NTT Data Chip Ganassi Racing |
10 |
8 |
90 |
0 |
Running |
30 |
|
6 |
Tristan Vautier
Dale Coyne Racing |
19 |
24 |
90 |
10 |
Running |
29 |
|
7 |
Ryan Hunter-Reay
Andretti Autosport |
28 |
7 |
90 |
0 |
Running |
26 |
|
8 |
Jack Hawksworth
A.J. Foyt Enterprises |
41 |
11 |
90 |
0 |
Running |
24 |
|
9 |
Carlos Munoz
Andretti Autosport |
26 |
23 |
90 |
0 |
Running |
22 |
|
10 |
Marco Andretti
Andretti Autosport |
27 |
12 |
90 |
0 |
Running |
20 |
|
11 |
Juan Pablo Montoya
Team Penske |
2 |
10 |
90 |
21 |
Running |
20 |
|
12 |
Gabby Chaves
Bryan Herta Autosport with Curb-Agajanian |
98 |
21 |
90 |
0 |
Running |
18 |
|
13 |
Josef Newgarden
CFH Racing |
67 |
5 |
90 |
2 |
Running |
18 |
|
14 |
Will Power
Team Penske |
1 |
2 |
90 |
0 |
Running |
16 |
|
15 |
Helio Castroneves
Team Penske |
3 |
4 |
90 |
6 |
Running |
16 |
|
16 |
James Jakes
Schmidt Peterson Motorsports |
7 |
17 |
90 |
0 |
Running |
14 |
|
17 |
Sebastien Bourdais
KVSH Racing |
11 |
3 |
90 |
0 |
Running |
13 |
|
18 |
Ryan Briscoe
Schmidt Peterson Motorsports |
5 |
20 |
90 |
0 |
Running |
12 |
|
19 |
Stefano Coletti
KV Racing Technology |
4 |
18 |
90 |
0 |
Running |
11 |
|
20 |
Rodolfo Gonzalez
Dale Coyne Racing |
18 |
22 |
90 |
0 |
Running |
10 |
|
21 |
Luca Fillippi
CFH Racing |
20 |
9 |
89 |
0 |
Off Course |
9 |
|
22 |
Sage Karam
Chip Ganassi Racing |
8 |
19 |
89 |
0 |
Running |
8 |
|
23 |
Charlie Kimball
Novo Nordisk Chip Ganassi Racing |
83 |
6 |
87 |
0 |
Running |
7 |
|
24 |
Takuma Sato
A.J. Foyt Enterprises |
14 |
16 |
60 |
0 |
Contact |
6 |
|
ミドオハイオ・スポーツカー・コースで行われたホンダ・インディ200でインディカー100戦目を迎えた佐藤琢磨は、16番グリッドからスタートする不利を軽減するため、通常とは異なる給油ストラテジーでレースに臨むことを決めました。他のドライバーよりも少し早めに最初の給油を行うことで、コース上のあまり混雑していない位置で走行することが可能になります。こうすることでクリーンな空気を手に入れ、トラフィックに邪魔されることなく速いラップタイムを記録できると期待されたのです。
しかし、これと同じ手法を採ったチームが他にも現れたため、琢磨はそれほど開かれた環境では周回できなくなります。20周目、ルーキーのステファノ・コレッティが琢磨をオーバーテイクしようとしたところ、コレッティのフロントウィングが琢磨のリアバンパーに接触。琢磨はスピンに追い込まれます。その後、琢磨はコースに復帰したものの、リアウィング・アッセッンブリーがダメージを負っていたため、その交換を余儀なくされました。
当初、作業は素早く終わると見込まれていましたが、接触によるダメージが思いがけない形のものだったため、スムーズに交換することができませんでした。この結果、作業の方法を検討するだけでも1周以上の時間を要することとなります。最終的に琢磨はレースへの復帰を果たしたものの、このときは2ラップ・ダウンとなっていました。さらに60周目にはコースアウトを喫し、左リアバンパーにダメージを負ったためリタイアを余儀なくされました。
インディカー100戦目という記念すべきレースを祝うため、ファンクラブの27名のメンバーと、琢磨の母である昭子さんがミドオハイオを訪れました。息子に声援を贈るため、毎年1レースに訪れている昭子さんのストーリーについてはデイヴ・レヴァンドフスキがIndy.com に寄稿していますが、そのなかで昭子さんは「私がレースに行くときは、母親としてだけではなく、琢磨ファンのひとりとして出かけています。夢の実現に向けて琢磨が努力を続けていることを私は嬉しく思っています。レースにかける琢磨の思いはとても強く、ここに至るまで大変な努力を続けてきました」と語っています。
次戦は8月22〜23日にポコノ・インターナショナル・レースウェイで開催されるABCサプライ500となります。
佐藤琢磨のコメント
「本当に残念なレースでした。このコースはオーバーテイクがとても困難なため、僕たちは早めにピットストップを行うストラテジーを選択して追い上げを図ることとしました。残念ながら、僕を追い越そうとしたコレッティと接触し、リアウィングにダメージを負ってしまいました。僕はピットに戻り、リアウィングのアッセンブリーを交換することとなります。思いがけない事情により作業が長引き、僕は2周遅れとなりました。この状態から追い上げるのはとても困難なことです。最後はコースオフし、リアバンパーにダメージを負ってリタイアに追い込まれました。非常に残念な結果となりましたが、最後の2レースでは力強く戦えることを期待しています」
(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)