予選2日目のプレスリリース
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2014-05-17 14:29:07
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予選2日目(5月18日)
佐藤琢磨、23番グリッドから第98回インディ500に挑む
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本日、インディ500に向けた公式予選のフェイズ2が行なわれました。
アタックの2ラップ目、佐藤琢磨はウォールすれすれになってターン3の出口から立ち上がると大きなホコリを巻き上げ、観客席からは大歓声が挙がりました。しかし、それでも琢磨はスロットルを緩めることなく、1ラップ目を上回る229.3mph(約367km/h)を2ラップ目にマークします。その後も4ラップ目まで229mph(約367km/h)台をキープしていましたが、最終ラップでリミッターにあたっておよそ0.5mph(約0.8km/h)を失い、このラップは228.955mph(約366km/h)にドロップ。結局、佐藤琢磨は4ラップの平均で229.201mph(約367km/h)を記録し、23番グリッドを獲得しました。
なお、チームメイトのマーティン・プロンマンは228.814mph(約366km/h)を記録し、29番グリッドを手に入れました。
チームは明日行なわれる5時間のプラクティスに参加します。このプラクティスは、本日、予選を通過したドライバーたちがレーストリムで走行する時間がなかったことを考慮して追加されたものです。ただし、伝統に則り、5月23日には2時間のプラクティスとなるカーブデイが行なわれます。
佐藤琢磨のコメント
「難しい2日間でした。新しいフォーマットは興味深く、またとてもエキサイティングでした。昨日は天候の影響で、まるでサイコロを振って成績を決めるような状況となりました。一部のチームにとっては有利で、別のチームには不利となったからです。今朝、僕たちは気温が低いときにチェックのための走行を何度か行ない、昨日からの進化を確認できたので、これはよかったと思います。けれども、実際の予選はそのときよりもずっと暖かくなり、そのなかでもスピードを上乗せできたので、これについては手応えを感じていますが、他のドライバーもペースアップを果たしていました。クルマは少しルーズ(オーバーステア)でしたが、僕はもちろんスロットルを緩めることなく、おかげでかなりスレスレでした。明日までにたくさんの仕事をこなさなければいけませんが、全般的にみれば順調だと思います」
(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)
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予選1日目(5月17日)
佐藤琢磨、予選1日目に228.786mphを記録
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本日はインディ500の予選1日目が行われました。インディ500の予選は今年からルールが変更され、本日は1)トップ9のグリッドを決める明日の予選に出走できるドライバーの決定、2)インディ500当日のピットボックスの割り当て、3)予選1位から33位までに配分されるポイントが決定されます。
ここでNo.14 ABCサプライ・ホンダを駆る佐藤琢磨は228.786mph(約366km/h)を記録しました。当初、このスピードは12番手に相当するものでしたが、その後、数人のドライバーがこの記録を上回り、午後5時50分に予選が終わったときには18番手となっていました。
チームメイトのマーティン・プロウマンは227.774mph(約364km/h)で32番手となりました。
明日は午前8時30分から9時30分までプラクティスを行った後、10番グリッドから33番グリッドまでを決める予選は午前11時に始まります。琢磨とプロウマンはあすの予選で1回ずつアタックを行い、ひとつでも上のポジションを狙うことになります。
佐藤琢磨のコメント
「マシーンの感触は、1ラップ目は良好でしたが、2ラップ目はまずまずで、3ラップ目と4ラップ目はリア・グリップが低下し始め、オーバーステアの傾向を示しました。この部分の調整ができれば、スピードを向上できたのは間違いありませんが、それを除けば満足できる内容だったと思います」
ラリー・フォイト(チーム監督)のコメント
「自分たちがトップ9に入れるとは思わなかったので、マシーンやドライバーをリスクにさらす必要はないと考え、今日はややコンサバティブなアプローチで臨みました。明日はできるだけ10番グリッドに近いポジションを獲得できるよう、努力します」
(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)
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プラクティス6日目(5月16日)
佐藤琢磨、明日の予選に向けて好感触を掴む
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本日もインディアナポリス・モーター・スピードウェイには雨が降ったため、プラクティスはわずか19分間しか行われませんでした。2台のABCサプライ・ホンダは、明日の予選に備えて真新しいエンジンに積み替えてから本日のプラクティスに臨みました。ここで佐藤琢磨は5ラップを走行して227.741mph(約364km/h)を記録し、15番手につけました。そしてチームメイトのマーティン・プロウマンは228.036mph(約365km/h)を記録して12番手となりました。
佐藤琢磨のコメント
「僕が経験したインディのプラクティスとしては、今日がいちばん短かったですね。昨晩、予選用の新しいエンジンを搭載しました。マシーンは予選のシミュレーション用に仕上げられていましたが、最初にインスタレーションラップをして、続いてバランスをチェックするために何ラップか走ることしかできませんでした。その後、雨が降り始めてイエローが提示されました。けれども、マシーンの感触はとてもよく、エンジンはパワフルです。今日は悪天候のため走行を続けられなくて残念でしたが、少なくともいい感触は掴めたので、明日の予選がとても楽しみです」
(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)
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プラクティス4日目(5月14日)
佐藤琢磨、プラクティス4日目に223.329mph(約357km/h)を記録
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水曜日のプラクティスは例外的に1時間延長されて午後7時まで行なわれました。1日の大半で雨が降り続いたため、マシーンが走り始めたのは午後5時15分になってからでした。ところが6時半に再び雨が降り始めたため、この日のセッションは実質的に終了となりました。
No.14ABCサプライ・ホンダを駆る佐藤琢磨は本日59ラップを走行し、ベストラップは223.329mph(約357km/h)。チームメイトのマーティン・プロウマンは32ラップして221.013mph(約354km/h)を記録しました。
佐藤琢磨のコメント
「1日中天気の回復を待った後で、90分間のプラクティスが慌ただしく行なわれました。オフィシャルがセッションを延長してくれたおかげで、何度か追加の走行を行なうことができました。昨日とは少し異なることを試した今日のセッティングはフィーリングが改善されました。まだたくさんのマシーンと一緒に走ってはなく、軽いトラフィックを経験したのみですが、そうした状況でも感触は良好でした。それでも、かつてほどマシーンのフィーリングがいいとは感じません。スタビリティの改善については引き続き取り組んでいく必要がありますが、今日はロングランを2本行ない、距離を正確に測定しました。できれば、今後の数日間は雨が降って欲しくないですね」
(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)
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プラクティス3日目(5月13日)
佐藤琢磨、222.483mphを記録してトップ10に入る
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本日はインディアナポリス・モーター・スピードウェイに雨が降ったため、走行時間は2時間弱へと切り詰められました。軽い雨で何度かコーションが提示された後、午後1時40ごろから強い雨が降り始めます。このおよそ1時間後、ベライゾン・インディカー・シリーズのオフィシャルは本日のプラクティスの中止を決定しました。
No.14ABCサプライ・ホンダを駆る佐藤琢磨は本日、222.483mph(約356km/h)を記録し、今週初のトップ10入りを果たしました。いっぽう、チームメイトであるマーティン・ポウルマンの記録は218.380mph(約349km/h)に留まりました。
佐藤琢磨のコメント
「コンディションのため走行を早めに打ち切らなければいけなくなったのは残念でした。今日は最初から強い風が吹き荒れたので、タイアの温度を試すのは非常に困難でした。けれども、僕たちは昨日できなかったアイテムをテストし、マシーンも順調に進化していきました。したがって、たった20ラップしか走れませんでしたが、今日はいいテストができたと思います。できれば、今後数日間はもう少し天候に恵まれるといいですね」
(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)
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プラクティス2日目(5月12日)
佐藤琢磨、本日の走行で220.891mphを記録
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本日は佐藤琢磨とマーティン・ポウルマンを含む計30台がインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われたプラクティスに出走し、No.14 ABCサプライ・ホンダを駆る琢磨は66周を走行して220.891mph(約353km/h)を、そしてNo.41 ABCサプライ・ホンダを駆るポウルマンは48周を走行して218.852mph(約350km/h)を記録しました。
佐藤琢磨のコメント
「今日、チームはスピードを取り戻し、僕は自分自身のリズムに乗るとともに、基本となるセットアップを見つけ出そうとしました。午後はこれに2、3時間ほどを費やし、うまく改善を図ることができました。今日の時点では、まずまず妥当な範囲にあって、マシーンも好調で、いろいろな変更を感じ取ることができました。今日はいい方向性を見つけられたと思います。この先数日間天候に恵まれれば、もう少しスピードを伸ばしていけるでしょう」
(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)
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プラクティス1日目(5月11日)
佐藤琢磨、インディ500のプラクティス初日にニューカーをシェイクダウン
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佐藤琢磨のコメント
「昨日まではロードコース、今日からはオーバルコースと、大きな変化がありました。オーバルではストレートをこれまでの正反対に向かって走るので、ちょっと信じられない気分です。それでも違和感がしないのは、インディカーでインディアナポリス・モーター・スピードウェイを走るのであれば、これが正しい方向であることを知っているからです。昨年10月にフォンタナを走って以来、オーバルでのテストは1度も行っていないので、200mph(約320km/h)以上のスピードで走るのは久しぶりです。けれども、フィーリングは上々だったので、真新しいNo.14のマシーンを用意してくれたABCサプライのメカニックたちには感謝しています。今日、無事にシェイクダウンできたことを本当に嬉しく思っています。明日からは本格的なテスト・プログラムを開始する予定です」
(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)