レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの声明文

Rahal Letterman Lanigan Racing
August 20, 2019

2019-08-21 20:42:00

2019年8月20日、インディアナ州ブラウンズバーグ発。8月18日にポコノ・レースウェイで行なわれたインディカー・レースの1周目に起きたアクシデントに際して、すべてのドライバーが無事だったことにほっと胸をなで下ろしています。通常、このような状況でチームはコメントしないことが一般的ですが、佐藤琢磨のオンボードデータとオンボード映像を確認した結果、琢磨に対する非難に対しては事実関係を説明する必要があると感じました。これらのデータと映像は、事故に際し、琢磨がアレクサンダーに向けて進路を変更していないことを明確に示しており、琢磨が最初に操舵したのは右向きで、これは最初の接触の後でマシーンを立て直そうとした動作であることが確認されています。

この種のアクシデントは、ポジション争いがいついかなる状況でも重要となるレースでは常に起きうるものであり、私たちはこれもスポーツの一部であると捉えています。これはレーシング・インシデント(レース上のできごと)であり、チームは自分たちのドライバーを支持するとともに、彼らがレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのために最上級のレースを戦う実力の持ち主であることを全面的に信じています。

チャンピオンシップの行方に影響を及ぼすという意味においても、これは残念なレーシング・インシデントでした。私たちもポコノでのアクシデントで2015年のタイトルを逃し、2位に終わった経験があるので、ドライバーやチームが経験するフラストレーションについてはよく理解できます。いつものようにAMR(アメリカン・メディカル・レスポンス)セーフティ・チームが迅速に対応してくださったことにも深く感謝しています。

(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのプレスリリースより)