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F3 international invitation challenge
決勝予選
MAP


決勝
POS NO DRIVER NAT TEAM CAR TIME GAP
1 06 Takuma Sato JPN Carlin Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 25:56.587  
2 05 Anthony Davidson GBR Carlin Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 26:07.812 11.225
3 18 Andy Priaulx GBR Alan Docking Racing Dallara F301 Mugen-Honda 26:22.903 26.316
4 28 Ryan Dalziel GBR Duma Racing Ltd Dallara F301 Mugen-Honda 26:24.151 27.564
5 01 Derek Hayes GBR Manor Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 26:24.769 28.182
6 03 Andre Lotterer GER Jaguar Racing F3 Dallara F301 Mugen-Honda 26:25.513 28.926
7 11 Bruce Jouanny FRA Promatecme UK Dallara F301 Mugen-Honda 26:26.036 29.449
8 27 Jamie Spence GBR Duma Racing Ltd Dallara F301 Mugen-Honda 26:27.353 30.766
9 21 Mark Taylor GBR Manor Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 26:27.981 31.394
10 14 Matt Davies GBR Team Avanti Dallara F301 Opel Spiess 26:29.824 33.237
11 17 Paul Edwards USA Alan Docking Racing Dallara F301 Mugen-Honda 26:35.921 39.334
12 07 Alex Gurney ITA Fortec Renault Dallara F301 Renault Sodemo 26:39.655 43.068
13 15 Adam Carroll GBR Team Avanti Dallara F301 Opel Spiess 26:45.292 48.705
14 02 Jeffrey Jones USA Manor Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 26:46.525 49.938
15 12 Atsushi Katsumata JPN Promatecme UK Dallara F301 Mugen-Honda 26:46.982 50.395
Fastest Lap Takuma Sato 1:42.723
IMAGE今日は朝から素晴らしい天候に恵まれ、最高のレース日和となりました。そして、F1のスタート直前という、サポートイベントとしては異例の待遇で行われた僕らのF3レース。イギリスグランプリに訪れた大観衆も、最高に盛り上がっている状態でレースを走ることができました。
金曜日に行われた予選が雨だった為、今日のレースは全員が新品のスリック(ドライタイヤ)を使用。完全なイコールコンディション下でレースは行われました。フォーメイションラップではタイヤの皮むきから始まり、グリッドへ戻ってくるまでにどれだけ前後のタイヤをバランス良く発熱させられるかがポイントとなりました。そして、最も重要なスタートもバッチリと決め、トップで1コーナーへ。ハンドリングは悪くなかったのですが、ニュータイヤの割にはオーバーステアが強すぎたので、前半はタイヤをいたわりながら後半にペースが落ちないよう、コントロールしていくことにしました。オープニングラップでは後続に1.5秒の差をつけましたが、アンソニーが2位に上がり、その差を4周目までキープされます。彼がハードにプッシュしているのは分かっていましたが、僕は全く心配していませんでした。彼のタイヤが持たないこともまた分かっていたからです。そして5周目からは案の定、差が開きだし、僕はそこでファーステストラップを叩き出すと、後はいたわりながらハイペースを維持し続けて、後続に圧倒的な差をつけることに成功しました。本当に気持ち良く走ることが出来たし、これ以上の結果は望めないほど、最高の一日になりました。

佐藤琢磨


予選
POS NO DRIVER NAT TEAM CAR TIME GAP
1 06 Takuma Sato JPN Carlin Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 2:01.876  
2 18 Andy Priaulx GBR Alan Docking Racing Dallara F301 Mugen-Honda 2:02.984 1.108
3 05 Anthony Davidson GBR Carlin Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 2:03.398 1.522
4 28 Ryan Dalziel GBR Duma Racing Ltd Dallara F301 Mugen-Honda 2:03.970 2.094
5 01 Derek Hayes GBR Manor Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 2:03.977 2.101
6 03 Andre Lotterer GER Jaguar Racing F3 Dallara F301 Mugen-Honda 2:04.198 2.322
7 08 Gianmaria Bruni ITA Fortec Renault Dallara F301 Renault Sodemo 2:04.718 2.842
8 17 Paul Edwards USA Alan Docking Racing Dallara F301 Mugen-Honda 2:04.870 2.994
9 27 Jamie Spence GBR Duma Racing Ltd Dallara F301 Mugen-Honda 2:05.383 3.507
10 04 James Courtney AUS Jaguar Racing F3 Dallara F301 Mugen-Honda 2:05.669 3.793
11 14 Matt Davies GBR Team Avanti Dallara F301 Opel Spiess 2:05.750 3.874
12 21 Mark Taylor GBR Manor Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 2:05.869 3.993
13 15 Adam Carroll GBR Team Avanti Dallara F301 Opel Spiess 2:06.621 4.745
14 11 Bruce Jouanny FRA Promatecme UK Dallara F301 Mugen-Honda 2:06.998 5.122
15 52 Robbie Kerr GBR Fred Goddard Racing Dallara F398 Renault Sodemo 2:07.174 5.298
IMAGE今日は風が強かったせいで、いつものように目まぐるしく天候が変わる一日でした。午前中は比較的晴れ間が多かったのですが、F1の2回目のプラクティスが終わる直前からスコールのような雨が降り出し、一時は晴れたのですが、F3の予選開始直前に、また雨が降り出しました。今日は25分間の変則的なスケジュールで予選が行われましたが、30台以上が一斉に雨の中を走った為、距離の長いグランプリコースと言えども視界は最悪の状態でした。とにかく視界をクリアーにせねばアタックも出来ないので、前車との車間を十分に取り、尚且つ後続車に抜かれないよう、うまくスペースを作ります。そしてタイムアタック! 今年はまるで猫の目のように変わるコンディションに悩まされ続けましたが、今日はシーズン初のちゃんとした(?)“雨の予選”となりました。やっぱり雨は最高に楽しいですね!
ところが、僕がレインダンスを楽しんでいる中、予選開始後10分を過ぎたあたりで赤旗。タイミングモニターがなくて、誰も順位は分からない状態でしたが、雨の予選には確信があったので、何も心配はしていませんでした。しかし、この頃から、天候は急変して太陽が顔を出し始めます。こうなると予選は振り出しに戻ったようなもの。予選再開後が本当の勝負になるでしょう。僕はいの一番でコースへ入りたかったのですが、セッティングを変更している最中にそのタイミングを逃してしまったので、今度は逆に前との差を十分に空けます。ほぼ最後尾でコース戻り、そのまま最後のアタックへと突入。そしてフライングラップ1周目にぶっちぎりのタイムを記録して、ポールポジションを獲得。この結果はとても嬉しいです。日曜日はどんな天候になろうとも、PPからブッチギリのレースをしてきます!

佐藤琢磨