■国籍: 日本 | ■生年月日 :1977年1月28日 | ■出身地: 東京 |
■身長 :164cm | ■体重 :59kg | ■血液型: A型 |
■趣味 :ドライブ、サイクリング、食事 | ■愛車: NSX、ビート、ミニ・クーパー |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1977年1月28日 |
出身地 | 東京 |
身長 | 164cm |
体重 | 59kg |
血液型 | A型 |
趣味 | ドライブ、サイクリング、食事 |
愛車 | ホンダ・ビート、ミニ・クーパー |
1994年 | 8月 | インターハイ 優勝 |
1995年 | 9月 | インターカレッジ 2位 |
1996年 | 6月 | 全日本学生個人戦 優勝 |
1996年 | 2月 | レーシングカート・デビュー |
1997年 | カート地方選手権FA-2 関東・西 シリーズチャンピオン カート地方選手権FA-2 関東・東 シリーズ3位 |
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10月 | 中谷塾(ドライビング理論アカデミー) スカラシップ獲得 | |
12月 | SRS-F スカラシップ獲得 | |
1998年 | 3月 | 童夢・無限ホンダより全日本F3へ参戦 |
7月 | 渡英、フォーミュラ・ボクゾールJr. | |
10月 | F-OPEL ウィンターシリーズ 3位 | |
1999年 | 3月~ | F-OPEL(Europa Cup & Euroseries) 4勝 イギリス選手権 2位 ユーロシリーズランキング 6位 Most improved driver of the year 受賞 |
7月 | マカオGP Ericsson Formula Challenge 優勝 | |
2000年 | 3月~ | イギリスF3 4勝 シリーズ3位 |
フランスF3 フランスF3 スポット参戦 (Spa-Francorchamps)優勝 |
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2001年 | 1月~ | LUCKY STRIKE BAR HONDA テストドライバー |
3月~ | イギリスF3 12勝 シリーズチャンピオン | |
7月 | F3 international invitation challenge 優勝 | |
8月 | Marlboro Masters of Formula3 優勝 | |
11月 | The 48th Macau GP 優勝 | |
2002年 | 3月~ | DHL JORDAN HONDAよりF1参戦 |
10月 | 第17戦日本GPで5位入賞 | |
2003年 | 1月~ | LUCKY STRIKE BAR HONDA サードドライバー |
10月 | 第16戦日本GPに出場、6位入賞 | |
2004年 | 3月~ | LUCKY STRIKE BAR HONDAよりF1参戦 |
5月 | 第7戦ヨーロッパGPで予選フロントロウを獲得 | |
6月 | 第9戦アメリカGPで初の3位表彰台に上る | |
9月 | コンファルティギアナト・モトーリ賞を受賞 | |
10月 | F1ドライバーズ選手権で34ポイントを獲得、8位となる | |
2005年 | 2月 | フランスの雑誌「L'Automobile」より受賞 |
3月~ | LUCKY STRIKE BAR HONDAよりF1参戦 | |
10月 | F1ドライバーズ選手権で1ポイントを獲得、23位となる | |
2006年 | 3月~ | SUPER AGURI F1 TEAMよりF1参戦 |
10月 | 最終戦ブラジルGPでシーズン最上位となる10位完走を果たしたもののポイントは獲得できず、F1ドライバーズ選手権では無得点に終わる | |
2007年 | 3月~ | SUPER AGURI FORMULA 1 TEAMよりF1参戦 |
3月 | 開幕戦オーストラリアGPでチーム初のQF3進出を達成 | |
5月 | 第4戦スペインGPでチーム初入賞(8位)を果たす | |
6月 | 第6戦カナダGPで、前年度のチャンピオンであるフェルナンド・アロンソをオーバーテイクし、6位完走を果たす | |
10月 | F1ドライバーズ選手権で計4ポイントを獲得、17位となる | |
2008年 | 3月~ | SUPER AGURI FORMULA 1 TEAMよりF1参戦 |
4月 | 第4戦スペインGPを戦い終えたところで、SAF1は財政難を理由にF1から撤退。 琢磨もF1参戦の道を断たれる |
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9月 | ヘレスにてトロロッソのテストに参加 | |
11月 | バルセロナにてトロロッソのテストに参加 | |
12月 | ヘレスにてトロロッソのテストに参加 | |
2009年 | 2月 | トロロッソは2009年シーズンをセバスチャン・ブエミとセバスチャン・ブールデのコンビで戦うと発表。レギュラードライバーとして2009年F1シーズンに参戦する琢磨の夢は、ここに潰えてしまう |
2010年 | 2月 | 琢磨はKVレーシングからインディカー・シリーズに参戦することを決意。新天地アメリカで新たな挑戦をスタートした |
10月 | インディカー・シリーズの全17戦を21位で戦い終える | |
2011年 | 2月 | KVレーシング・テクノロジー・ロータスより2011年インディカー・シリーズに参戦 |
6月 | 第8戦アイオワの予選で、参戦2年目にして日本人ドライバー史上初のポールポジションを獲得 | |
7月 | 第10戦エドモントンで今シーズン2度目となるポールポジションを獲得。オーバルとロードコースの両方においてポールポジションを記録したドライバーとなった | |
10月 | インディカー・シリーズの全17戦を13位で戦い終える | |
2012年 | 2月 | レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングより3年目のインディカー・シリーズに参戦 |
4月 | 第4戦サンパウロに25番グリッドから臨み、3位でフィニッシュ。自身にとってインディーカーで初の表彰台を獲得する | |
5月 | 第5戦インディ500において、ファイナルラップまでに2番手に浮上し、続いて首位のダリオ・フランキッティに挑んだが、惜しくもスピン。日本人が初めてインディ500を制覇するチャンスは翌年以降に持ち越されることとなった | |
9月 | インディカー・シリーズの全15戦を戦って281ポイントを獲得、シリーズ14位となる | |
フォーミュラ・ニッポン第6戦菅生にスポット参戦し、9位でフィニッシュ | ||
10月 | WECにスポット参戦。第7戦富士はクラス8位で、第8戦上海はクラス7位でフィニッシュ | |
11月 | フォーミュラ・ニッポンにスポット参戦。第7戦鈴鹿は、レース1:17位、レース2:10位で、富士スプリントカップは13位でフィニッシュ | |
2013年 | 1月 | AJフォイト・レーシングに移籍し、4年目のインディカー・シリーズに参戦 |
3月 | AJフォイト・レーシングと臨んだ開幕戦セントピーターズバーグでいきなりフロントロウを獲得。しかし、決勝レースはアクシデントにより8位フィニッシュに終わる | |
4月 | TEAM 無限より全日本選手権スーパーフォーミュラ・シリーズの開幕戦鈴鹿にスポット参戦。6番グリッドからスタートし、15位でフィニッシュ | |
一方インディカー・シリーズ第3戦ロングビーチにおいて、4番グリッドからスタートした佐藤琢磨は、後続を大きく引き離して優勝。インディカー・シリーズで優勝した初の日本人ドライバーとなる | ||
第4戦サンパウロで12番グリッドからスタートした佐藤琢磨は34周目にトップへ浮上。その後、一旦は順位を落としながらも57周目に再びトップに返り咲き、そのまま74周目まで首位を守り続けたが、最終ラップの75周目にタイアの摩耗からひとつポジションを落とし、2位でフィニッシュする。この結果、琢磨はシリーズポイントを136点に伸ばし、インディカー・シリーズでポイントリーダーに立った初の日本人ドライバーとなった | ||
9月 | TEAM 無限より全日本選手権スーパーフォーミュラ・シリーズの第6戦菅生にスポット参戦。8番グリッドからスタートし、11位に終わる | |
10月 | 第4戦サンパウロ以降はアクシデントやリタイアなどの不運が続き、最終戦フォンタナを戦い終えて322点を獲得、シリーズ17位でシーズンを終えた | |
11月 | TEAM 無限より全日本選手権スーパーフォーミュラ・シリーズにスポット参戦。最終戦鈴鹿レース1は9位で、レース2は8位でフィニッシュ。また特別戦富士では14位でフィニッシュ | |
12月 | 2014年インディカー・シリーズにも引き続きAJフォイト・レーシングから参戦することが決定。インディカー・シリーズにおける2勝目以降を挙げるのはもちろんのこと、前年度を上回る順位でシリーズを終えることが最大の目標となる | |
2014年 | 3月 | 前年度に続いてAJフォイト・レーシングよりインディカーシリーズに参戦。2013年にシリーズ初優勝を果たしたこともあり、この年は「2勝以上」を目標としてシリーズに挑んだ。そして開幕戦セントピーターズバーグではさい先よくポールポジションを獲得。しかし決勝では様々な不運が重なって7位フィニッシュという結果におわる。 |
6月 | デトロイトのレース2で再びポールポジションを獲得。ところが決勝中にふたつの事故に巻き込まれ、琢磨は18位でフィニッシュした。 | |
7月 | トロントのレース2は、悪天候のため予選がキャンセルされた結果、この時点におけるチャンピオンシップのポジションをスターティンググリッドとすることになり、琢磨は22番グリッドからスタート。途中、雨が降り始めて混戦模様となるなか、琢磨は着実に順位を上げて5位フィニッシュを果たした。 | |
8月 | 風光明媚なカリフォルニア州のロードコース、ソノマで行なわれた一戦では、20番グリッドからスタートしたものの的確なピット戦略にも助けられて4位でフィニッシュ。結果的にこれが2014年シーズンの最高位となった。 | |
9月 | 最終戦ソノマでも琢磨は6位でフィニッシュし、シーズンを18位で終える。ただし、シーズン終盤の5戦だけを見ると、琢磨は全ドライバー中5位に食い込む成績を挙げていた。 | |
史上初の開催となったフォーミュラEに参戦するため、インディカー・シリーズンの最終戦の直後に中国・北京へ向かう。チームは鈴木亜久里率いるアムリン・アグリ。スーパーアグリF1時代にともに戦った仲間が数多く在籍する、琢磨にとっては古巣も同然のチームである。コースはオリンピック会場となった北京国家体育場を中心とする市街地サーキット。琢磨には善戦が期待されたが、チームの準備不足もあって予選結果は全20名中14位。決勝ではトップ10圏内を走行しながらマシーン・トラブルのため大きく遅れることになる。それでも、琢磨はレース後半にファステストラップを記録する健闘を見せた。 | ||
11月 | AJフォイト・レーシングは佐藤琢磨とともに2015年シーズンに挑むことを発表。さらに2台体制に拡張し、チームメイトには若手イギリス人ドライバーのジャック・ホークスワースを起用することを決めた。これによりエンジニアリング面ではトップチームとの距離が縮まり、これまでに以上に好成績が期待できる体制が整うことになる。 | |
2015年 | 3月 | 開幕戦セントピーターズバーグの予選でホンダ勢トップとなる5番グリッドを獲得。しかし、レースが始まってみるとホンダ勢のエアロキットは期待していたようなパフォーマンスを発揮できず、決勝では大きくポジションを落としてしまうなど、シーズンスタートから苦戦を強いられることとになる。 |
5月 | 第7戦デトロイト(レース1)の予選でまたもホンダ勢トップとなる4番グリッドを獲得。ウェット・コンディションとなった決勝では上位3台を抜き去ってトップを快走したものの、ドライ・コンディションに変化していったレース中盤に接触があった影響で11位フィニッシュに終わった。 | |
第8戦デトロイト(レース2)は悪天候のために予選がキャンセルされ、琢磨はポイントスタンディング順にしたがって15番グリッドからスタートしたが、前日のレース1で好感触であることが確認されたマシーン・セッティングと琢磨が得意とするウェット・コンディションを生かしてぐんぐんと挽回。ついには2番手でチェッカードフラッグを受け、2013年第4戦サンパウロ以来となる2位表彰台を勝ち取った。 | ||
8月 | シーズン中盤は予選でシングルグリッドを獲得しても決勝は後方に沈み込む苦しいレースが続いたが、第11戦フォンタナでは会心の走りでレースを何度もリードするものの、最終的にディフェンディングチャンピンのウィル・パワーと今季タイトルを獲得することになるスコット・ディクソンとの3台の不運な接触によりリタイア。第15戦ポコノでは9番グリッドからスタートしてまたもレースをリードしたが、最後はトラブルに見舞われて6位フィニッシュ。スーパースピードウェイでのパフォーマスは上々だった。続く第16戦ソノマでは18番グリッドからスタートして8位フィニッシュと、いずれも追い上げのレース展開でシングルフィニッシュを達成。この結果、琢磨は14位でシリーズを終えることになったが、これはホンダ陣営のなかでは5番手に相当する成績でもあった。 | |
12月 | 12月17日、AJフォイト・レーシングは2016年も琢磨をレースドライバーとして起用することを発表。これで琢磨はチームとともに4シーズン目のインディーカー・シリーズに挑むことになったが、これはAJフォイト・レーシングのドライバー在籍最長記録に相当する(AJフォイト自身を除く)。また、ジャック・ホークスワースの残留もあわせて発表され、AJフォイト・レーシングはさらに強化された体制で2016年シーズンを迎えることとなる。 | |
2016年 | 3月 | 開幕戦セントピーターズバーグではプラクティスで好感触を掴みながらも予選11位、決勝では2度の接触を乗り越えて6位で完走。シングルフィニッシュでシーズンの幕開けを迎え、続くロングビーチではホンダ勢最上位の5位を射止めたものの、その後は決定打を欠き、中位グループに埋もれるレースが続く。結果的にシングルグリッド3回、シングルフィニッシュ4回で全16戦のシーズンを終える。 |
10月 | 琢磨が所属するAJフォイト・レーシングが2017年度からシボレー勢に転向するとの噂が流れ始めると、琢磨の去就に関しても様々な噂が囁かれるようになる。 | |
12月 | 毎年恒例のHonda Racing THANKS DAYにおいて、琢磨が2017年によりアンドレッティ・オートスポーツに移籍してンディカーシリーズに挑むことが発表される。トップチームの一画であるアンドレッティから参戦することで、インディカー・シリーズ8年目にしてこれまでを大きく上回る好成績を挙げることが期待されている。 | |
2017年 | 3月 | シーズン開幕戦セントピーターズバーグを予選5位、決勝5位で終える。 |
5月 | インディ500の予選でキャリアベストの4番グリッドを獲得。決勝ではエリオ・カストロネヴェスと死闘を繰り広げた末に優勝。日本人のインディ500制覇は史上初。琢磨にとっては2013年第2戦ロングビーチに続くキャリア2勝目となった。 | |
6月 | デトロイト市街地コースで、予選ポールポジションを獲得。 | |
8月 | ポコノ・レースウェイで予選ポールポジョンを獲得。スーパースピードウェイでのPPは自身初。通算7回目。 | |
インディ500で優勝した功績により、内閣総理大臣顕彰が送られる。 | ||
9月 | 5番グリッドからスタートした最終戦ソノマはトラブルによりリタイアしたものの、シーズン通算では441点を獲得し、キャリア・ベストのシリーズ8位となる。 | |
2018年はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍することが発表される。 | ||
2018年 | 2月 | ISMレースウェイ(かつてのフェニックス・レースウェイ)で開催されたオープンテストにレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから挑んだ琢磨は、2日間の総合でトップにあたるタイムをマーク。チームメイトのグレアム・レイホールも2番手につけ、チームのポテンシャルの高さを証明する。 |
3月 | 開幕戦のセントピーターズバーグでは予選で5位に食い込んだものの、レース序盤にライバルに接触されて遅れ、12位フィニッシュに終わる。 | |
5月 | ディフェンディング・チャンピオンとして挑んだ第102回インディ500において、16番グリッドからスタートした琢磨は終始ペースが上がらなかったうえ、48周目にはトラブルを抱えたドライバーを避けきれずに接触。リタイアに終わった。 | |
6月 | シーズン序盤は不振に苦しんでいたレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングと琢磨だが、デトロイトのレース1で5位に入り、復調の兆しを見せる。 | |
9月 | 第16戦ポートランドで20番グリッドからスタートした琢磨は他のドライバーと異なる戦略で追い上げ、インディカーでキャリア3度目となる優勝を果たした。琢磨がロードコースで優勝したのは、インディーカー・シリーズに参戦して以来、初めてのこと。 | |
最終戦ソノマを前にして、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは2019年も琢磨を起用すると発表。翌年の去就がシーズン終了前に発表されたのが、琢磨がインディカーに活動の舞台を移してから初めてのこと。これにより2019年に向けた準備をいち早く開始できるため、より充実した体制で新シーズンを迎えることになると期待される。 | ||
最終戦ソノマはメカニカル・トラブルのためリタイアを喫する。2018年シーズン、琢磨は通算351ポイントを獲得し、最終的なランキングは12位となった。 | ||
2019年 | 4月 | 前年に続いてレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからインディカー・シリーズに参戦することになった2019年シーズン、開幕戦セントピーターズバーグでリタイア、第2戦オースティンを7位で終えた琢磨は、バーバー・モータースポーツ・パークで開催された第3戦でポール・トゥ・フィニッシュを達成。ロードコースでの優勝並びにポール・トゥ・フィニッシュは、インディカー・シリーズに参戦して以来、これが初めてだった。 |
5月 | 伝統のインディ500では一時2ラップ・ダウン間近のところまで後退したものの、チェッカー間際はトップ3の一画として首位争いを展開。最後は3位でフィニッシュし、インディアナポリスにおける琢磨の勝負強さを改めて証明した。 | |
6月 | インディ500直後の第7戦デトロイト・レース1で3位表彰台を獲得する。 第9戦テキサスではポールポジションを獲得しながらもピットストップ中にアクシデントが発生。これによりペナルティを受け、15位でチェッカードフラッグを受けた。 |
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8月 | あらぬ嫌疑をかけられた第14戦ポコノに続く第15戦セントルイスでは予選で5番グリッドを獲得。一時は最後尾まで後退しながら最後は2番手のエド・カーペンターを0.0399秒差で凌いで優勝。インディカー・シリーズに挑戦して初めてシーズン2勝目を飾ると共に、市街地コース、ロードコース、ショートオーバル、スーパースピードウェイという、インディカーで開催される4つの異なるタイプのコース全てで勝利を挙げた(現役ではわずか5人)エリートドライバーの仲間入りを果たした。 | |
9月 | 第16戦ポートランドを15位、最終戦ラグナセカを21位で終えた琢磨は通算415ポイントを獲得し、シリーズ9位の成績を残した。 レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは2020年も琢磨を起用すると発表。琢磨が同チームに在籍するのは3年連続で、これが通算4シーズン目となる。 |
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2020年 | 3月 | 14〜15日にセントピーターズバーグで予定されていたインディカー・シリーズ開幕戦がCOVID-19のため間際になって中止されることが決定。あわせて第4戦までの開催を見合わせることが発表される。 |
4月 | 暫定のカレンダーが発表されるも、その後も小変更が相次ぎ、最終戦までのスケジュールが最終的に確定したのはシーズンが中盤戦を迎えた8月に入ってからのことだった。 | |
6月 | 6日にテキサスで念願の開幕戦が無観客で実施。琢磨は予選中のアクシデントで決勝には出場できず。 | |
8月 | 異例の8月開催となったインディ500の予選で琢磨はフロントロウを獲得。決勝でも終始上位争いを繰り広げ、最終的に2位スコット・ディクソンを下して通算2勝目を挙げる。インディ500で通算2勝以上を挙げたドライバーは琢磨で20人目。 | |
10月 | レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは最終戦直前に2021年シーズンも琢磨をレースドライバーとして起用すると発表。レイホールからの参戦は連続4シーズン目で通算5シーズン目。インディカー・シリーズへの参戦はこれが12シーズン目となる。全14戦を戦い終えて琢磨は通算348点を獲得。ポイントランキングでは7位となった。これは琢磨がインディカー・シリーズで残した過去最高の成績である。 | |
2021年 | 4月 | コロナ禍の影響もひと段落したアメリカでは、予定どおりバーバー・モータースポーツ・パークでインディカー・シリーズが開幕。今季もレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからシリーズに参戦する佐藤琢磨は、開幕戦を予選19位、決勝13位で終えたものの、第2戦セントピーターズバーグでは予選15位から決勝で6位まで躍進。この、「予選は苦戦を強いられても、決勝で追い上げる」というパターンを、琢磨は2021年シーズンに何度も繰り返すことになる。 |
5月 | 昨年に続く2連覇を目指して挑んだインディ500。15番グリッドからスタートした琢磨は、レース中2度も首位に立ちながら、ピット戦略の判断ミスから極端な燃費走行を強いられ、レース終盤に18番手まで後退する。そこからピットストップを行なって十分な燃料を手に入れると、13位まで挽回してフィニッシュ。結果的に2連覇は果たせないままインディアナポリスを後にした。 | |
6月 | インディ500に続く第7戦として開催されたデトロイト市街地コースでの第1レースで、琢磨はまたも予選で16位に留まったものの、決勝では圧倒的なペースで追い上げて4位フィニッシュ。表彰台には一歩届かなかったものの、これが2021年シーズンのベスト・リザルトとなった。いっぽうの第2レースは決勝のペースが上がらず、12位フィニッシュに留まった。 | |
8月 | シーズン後半の第14戦セントルイスに琢磨は16番グリッドからスタート。琢磨の力走とバツグンの戦略により確実に優勝できる展開となったものの、マシーンに想定どおりの燃料が給油されていないことが判明。本来は不要だった給油をレース終盤に行なったため、琢磨は6位でレースを終えることになった。 | |
9月 | シーズンの最後を飾る西海岸3連戦をそれぞれ12位、27位、9位で終えた琢磨は通算324ポイントを獲得。ポイントランキングでは11位となって12シーズン目のインディカー・シリーズを戦い終えた。 | |
12月 | デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシングと契約し、2022年は新たな一歩を踏み出すことが発表された。 | |
2022年 | 2月 | セブリングにてデイル・コイン・レーシング・ウィズ・リックウェア・レーシングの初テストに参加。上位陣に迫るラップタイムを記録し、まずまずの手応えを掴んでシーズン開幕を待つこととなる。 |
2月 | 開幕戦セントピーターズバーグでは、予選をライバルの進路妨害により22位という不本意な結果に終わったが、決勝では10位まで追い上げてフィニッシュ。幸先のいいスタートを切った。 | |
3月 | 第2戦テキサスは3番グリッドからスタート。序盤はトップグループで走行を終えたものの、最初のピットストップではチームメイトのミスで大きく後退したうえ、ライバルが琢磨に接触したためにマシーンにダメージが及び、リタイアを余儀なくされた。 | |
5月 | インディ500のプラクティスでは連日トップタイムをマーク。予選で10番グリッドを獲得した琢磨はトップ10圏内でレース終盤を迎えたものの、イエローが出ることを期待して選択したレース戦略が裏目に出てしまい、不本意な25位でレースを終えることとなった。 | |
7月 | ロードコースや市街地コースでは苦戦を強いられることの多い琢磨だったが、2連戦で開催されたアイオワのオーバルコースではレース1で予選9位、レースでは予選4位と健闘。レース1は21位で終えたものの、レース2では10位フィニッシュを達成した。 | |
8月 | 今季最後のオーバル戦となるセントルイス(ゲートウェイ)では予選で8位に食い込むと、決勝レースでも順当にトップ10圏内を走行。途中で周回遅れのドライバーに進路を塞がれる不運があったものの、結果的には今季のベストリザルトとなる5位でチェッカードフラッグを受けた。 | |
9月 | ポートランドとラグナセカで行われたシーズン最終盤のロードコース2連戦を18位と23位でフィニッシュした琢磨は通算258ポイントを獲得。ポイントランキングは19位で13年目のインディカー・シリーズを終えた。 | |
2023年 | 4月 | チップ・ガナッシ・レーシングとの初戦となるテキサスで、琢磨は久々のサーキット走行だったにもかかわらず予選で6番グリッドを獲得。決勝は不運なアクシデントによりリタイアに追い込まれたものの、トップチームの実力を再確認する週末となった。 |
5月 | 琢磨にとってのシーズン2戦目であるインディ500に参戦する。プラクティス初日にトップタイムをマークした琢磨は予選で8番グリッドを獲得。しかし、決勝でのペースは伸び悩み、途中2ラップにわたってトップを走行したものの、最終的には7位でチェッカードフラッグを受けた。 | |
7月 | アイオワでの2連戦に出場。その1レース目となる第11戦では11番グリッドからスタートして9位でフィニッシュする健闘を示したが、翌日の2レース目は中盤にウォールと接触したため25位でチェッカードフラッグを受けた。 | |
8月 | 琢磨にとってのシーズン最終戦はゲートウェイでの第15戦。初日プラクティスを3番手で終えた琢磨は、予選を17位で終えると、決勝ではコース上のマーブルに乗ってウォールと接触。ここでリタイアに終わったものの、正式結果では26位完走とされた。この結果、琢磨はシーズン通算で70ポイントを獲得。最終的なシリーズランキングは29位となった。 |