POS. | DRIVER/TEAM | GAP/LAPS | LAPS |
1 | Kimi Raikkon McLaren |
1h32m09.290 | 70 |
2 | Michael Schumacher Ferrari |
+1.1 secs | 70 |
3 | Rubens Barrichello Ferrari |
+40.4 secs | 70 |
4 | Felipe Massa Sauber |
+55.1 secs | 70 |
5 | Mark Webber Williams |
+55.7 secs | 70 |
6 | Ralf Schumacher Toyota |
+1 Lap | 69 |
7 | David Coulthard Red Bull |
+1 Lap | 69 |
8 | Christian Klien Red Bull |
+1 Lap | 69 |
9 | Jacques Villeneuve Sauber |
+1 Lap | 69 |
10 | Tiago Monteiro Jordan |
+3 Laps | 67 |
11 | Christijan Albers Minardi |
+3 Laps | 67 |
Ret | Jarno Trulli Toyota |
Brakes | 62 |
DSQ | Juan Pablo Montoya McLaren |
Black flagged | 52 |
Ret | Jenson Button BAR |
Accident | 46 |
Ret | Nick Heidfeld Williams |
Engine | 43 |
Ret | Takuma Sato BAR |
Brakes | 40 |
Ret | Patrick Friesacher Minardi |
Hydraulics | 39 |
Ret | Fernando Alonso Renault |
Suspension | 38 |
Ret | Giancarlo Fisichella Renault |
Hydraulics | 32 |
Ret | Narain Karthikeyan Jordan |
Suspension | 24 |
佐藤琢磨、サバイバルレースの苦い結末
2005-6-12 SUN 決勝
好調だった週末を好結果で締め括るべく、ラッキーストライクB・A・Rホンダは本日のカナダGPを勇猛果敢に戦った。残念なことにジェンソン・バトンも佐藤琢磨もポイントを手に入れられずにジル・ヴィルヌーヴ・サーキットを後にすることになったが、今後に期待を抱かせる充分な成果をチームは手に入れたといえる。
70ラップのレースで9人のドライバーが姿を消すなど、今年のカナダGPはどのチームにとっても消耗戦の様相を呈した。ジェンソンも琢磨もスタートはよくなく、揃って順位をふたつ落とした。ジェンソンは終始、表彰台を狙えるポジションにつけていたが、フィニッシュまで23周を残して、有名な「チャンピオンの壁」の餌食となってしまった。
スタート直後の1コーナーでジャック・ヴィルヌーヴにテールを突付かれた琢磨は、ディフューザーとリアウィングの一部にダメージを負ってしまう。けれども、22周目になるとギアボックスの油圧が低下するという、さらに深刻なトラブルに見舞われる。24周目、チームは琢磨を呼び戻し、わずか27分でTカーのリアエンドとごっそり入れ替える大手術を敢行、コースへと送り返した。インディアナポリスの予選を有利に戦うため、出走順位を少しでも後にすることを狙ったのだ。琢磨は残り24周でレースに復帰したが、ヘアピンの進入で後輪が突然ロックしたため、少し早めにレースを終える結果となった。
佐藤琢磨のコメント
「とてもいい週末のように思っていたので、今日の結果は非常に残念です。僕にとっては様々な出来事のあったレースでした。スタートでは思うようにクルマが走り出さず、1コーナーと2コーナーでは苦しい状況に追い込まれてしまいます。そしてザウバーの1台に追突されてディフューザーとリアウィングの1部にダメージを負い、おかげでとても難しいハンドリングになってしまいました。レースの半ば頃、今度はギアボックスにトラブルが発生してリアエンドをそっくり交換することになります。普通はあまりやらないことですが、データを収集するため、そして少しでもいい順位でフィニッシュするために走り続けたのです。ただし、クルマの調子は決して良くなく、油圧も上がりません。最後にはリアブレーキがロックして、万事休すとなりました。僕をコースに送り戻すため、メカニックたちは素晴らしい仕事をしてくれたので、フィニッシュできなかったことは残念でなりません。ただし、今日のレースからもポジティブな収穫はあったので、次戦のインディアナポリスを楽しみにしているところです」
(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)
POS. | DRIVER/TEAM | TIME LAPS |
1 | Jenson Button BAR |
1:15.217 |
2 | Michael Schumacher Ferrari |
1:15.475 |
3 | Fernando Alonso Renault |
1:15.561 |
4 | Giancarlo Fisichella Renault |
1:15.577 |
5 | Juan Pablo Montoya McLaren |
1:15.669 |
6 | Takuma Sato BAR |
1:15.729 |
7 | Kimi Raikkon McLaren |
1:15.923 |
8 | Jacques Villeneuve Sauber |
1:16.116 |
9 | Jarno Trulli Toyota |
1:16.201 |
10 | Ralf Schumacher Toyota |
1:16.362 |
11 | Felipe Massa Sauber |
1:16.661 |
12 | David Coulthard Red Bull |
1:16.890 |
13 | Nick Heidfeld Williams |
1:17.081 |
14 | Mark Webber Williams |
1:17.749 |
15 | Christijan Albers Minardi |
1:18.214 |
16 | Christian Klien Red Bull |
1:18.249 |
17 | Narain Karthikeyan Jordan |
1:18.664 |
18 | Tiago Monteiro Jordan |
1:19.034 |
19 | Patrick Friesacher Minardi |
1:19.574 |
20 | Rubens Barrichello Ferrari |
|
佐藤琢磨、6番グリッドから今季初の入賞を目指す
2005-6-11 SAT 公式予選
カナダGPの予選でラッキーストライクB・A・Rホンダのジェンソン・バトンは一番時計を叩き出し、ポールポジションの獲得にチームは沸き立った。グリップレベルの低い難しいコンディションとうだるような暑さのなか、ジェンソンはミスなくアタックラップをまとめあげ、ミハエル・シューマッハーとフェルナンド・アロンソを破ってキャリア2度目のポールポジションを手に入れた。
ジェンソンに比肩する素晴らしいドライビングで予選6位に食い込んだ佐藤琢磨は、明日の71周のレースに3列目から臨む。
佐藤琢磨のコメント
「予選は最後のプラクティス・セッションから温度が大きく上昇していたため、ウォームアップでは敢えてあまりプッシュしなかったのですが、これがグリップレベルを低くする一因になってしまったようです。新しい空力パッケージは非常に効果的で、先週のテストに注ぎ込んだチーム全体のハードワークが報われました。この2レースで用いる空力パーツを開発するため、チームは素晴らしい働き振りを示してくれました。週末の流れはすべて順調で、トップグループに返り咲くステップを踏み出したように思います。レースに向けたセッティングに関しては強い自信があるので、明日が本当に楽しみです」
(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)
POS. | DRIVER/TEAM | TIME LAPS |
1 | Pedro de la Rosa McLaren |
1:14.662 |
2 | Ricardo Zonta Toyota |
1:14.858 |
3 | Fernando Alonso Renault |
1:15.376 |
4 | Juan Pablo Montoya McLaren |
1:15.625 |
5 | Kimi Raikkon McLaren |
1:15.679 |
6 | Giancarlo Fisichella Renault |
1:15.846 |
7 | Jenson Button BAR |
1:16.190 |
8 | Takuma Sato BAR |
1:16.313 |
9 | Ralf Schumacher Toyota |
1:16.364 |
10 | Rubens Barrichello Ferrari |
1:16.459 |
11 | Jarno Trulli Toyota |
1:16.638 |
12 | Mark Webber Williams |
1:16.661 |
13 | Jacques Villeneuve Sauber |
1:16.718 |
14 | Felipe Massa Sauber |
1:16.727 |
15 | Nick Heidfeld Williams |
1:16.826 |
16 | Michael Schumacher Ferrari |
1:17.200 |
17 | David Coulthard Red Bull |
1:17.299 |
18 | Christian Klien Red Bull |
1:17.922 |
19 | Patrick Friesacher Minardi |
1:18.115 |
20 | Narain Karthikeyan Jordan |
1:18.234 |
21 | Christijan Albers Minardi |
1:18.463 |
22 | Tiago Monteiro Jordan |
1:19.186 |
23 | Scott Speed Red Bull |
1:19.270 |
佐藤琢磨、カナダGPの初日は8番手
2005-6-10 FRI フリープラクティス
好天に恵まれ、気温が33°Cまで上がったモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットにおいて、カナダGPへの準備に勤しむラッキーストライクB・A・Rホンダはポジティブなスタートを切った。レースドライバーのジェンソン・バトンと佐藤琢磨は、本日の2回のセッションでタイア・チョイスとセットアップ作業を行ない、それぞれ7番手と8番手につけた。
最初のセッションでジェンソンと琢磨は4番手と8番手のタイムをマークしており、この結果にB・A・Rホンダは満足している。
佐藤琢磨のコメント
「今日のセッションは良かったですね。たくさん走り込むなかで、先週アンソニーがモンザでテストしたロードラッグ・セットがとても有効なことが分かり、自信を持ちました。もちろん、この後も高い競争力を保てるよう懸命に働かなければなりませんが、舗装が新しくなったコースの初日としては、いいデータがたくさん収集できましたし、そのことを僕たちは喜ぶべきなのでしょう」
(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)