POS. | DRIVER/TEAM | GAP/LAPS | LAPS |
1 | Kimi Raikkon McLaren |
1h30m01.295 | 44 |
2 | Fernando Alonso Renault |
+28.3 secs | 44 |
3 | Jenson Button BAR |
+32.0 secs | 44 |
4 | Mark Webber Williams |
+69.1 secs | 44 |
5 | Rubens Barrichello Ferrari |
+78.1 secs | 44 |
6 | Jacques Villeneuve Sauber |
+87.4 secs | 44 |
7 | Ralf Schumacher Toyota |
+87.5 secs | 44 |
8 | Tiago Monteiro Jordan |
+1 Lap | 43 |
9 | Christian Klien Red Bull |
+1 Lap | 43 |
10 | Sauber | +1 Lap | 43 |
11 | Narain Karthikeyan Jordan |
+1 Lap | 43 |
12 | Christijan Albers Minardi |
+2 Lap | 42 |
13 | Robert Doornbos Minardi |
+3 Lap | 41 |
14 | Juan Pablo Montoya McLaren |
+4 Lap | 40 |
15 | Antonio Pizzonia Williams |
+5 Laps | 39 |
Ret | Jarno Trulli Toyota |
Accident | 34 |
Ret | David Coulthard Red Bull |
Engine | 18 |
Ret | Michael Schumacher Ferrari |
Accident | 13 |
Ret | Takuma Sato BAR |
Accident | 13 |
Ret | Giancarlo Fisichella Renault |
Accident | 10 |
佐藤琢磨、13周でベルギーGPを終える
2005-9-11 SUN 決勝
本日の午後、ベルギーGPで見応え十分の戦い振りを見せたジェンソン・バトンは3位に入り、B・A・Rホンダに再び表彰台をもたらした。いつもの変わりやすい空模様がレース展開を慌しいものとしたが、ジェンソンは44周のハードなバトルを戦い抜き、スパ・フランコルシャンで初めて表彰台を手に入れたのである。
最初のスティントでオーバーステアに悩まされたジェンソンは、レース序盤にラルフ・シューマッハーやジャンカルロ・フィジケラの先行を許してしまう。ジャンカルロがオールージュで大クラッシュに見舞われた際、ジェンソンは1回目のピットストップを行なったが、このときフロントウィングを調整したことによってオーバーステアの問題は解消された。それと同時に、雨が小降りになったこともあってチームはドライタイアを装着するギャンブルに出たものの、数周後にはドライで走るのは難しい状況であることが判明、2回目のピットストップではウェットタイアに戻した。この後、彼は順調に周回を重ね、最終的にはアロンソの3.7秒遅れでフィニッシュした。
佐藤琢磨のレースは13ラップで突然の幕切れを迎えた。セーフティーカーランが終了したとき、タイアとブレーキが冷えていた琢磨はラスルスでのブレーキングでミハエル・シューマッハーと接触してしまう。この事故の責任を問われ、次戦ではスターティンググリッドを10位降格するペナルティが課せられることになった。
佐藤琢磨のコメント
「レース序盤はトリッキーな状況でしたが、オープニングラップは順調でかなり順位を上げました。最初のスティントはエキサイティングで、1回目のピットストップまではすべて順調に運びました。1コーナーで起きたミハエル・シューマッハーとの事故は、セーフティーカーランが終わってリスタートが切られた直後に発生しました。タイアとブレーキが冷えた状態で、後方から彼と接触してしまったのです。今日、いい結果を残せなかったことは残念でなりません」
(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)
POS. | DRIVER/TEAM | TIME LAPS |
1 | Juan Pablo Montoya McLaren |
1:46.391 |
2 | Kimi Raikkon McLaren |
1:46.440 |
3 | Giancarlo Fisichella Renault |
1:46.497 |
4 | Jarno Trulli Toyota |
1:46.596 |
5 | Fernando Alonso Renault |
1:46.760 |
6 | Ralf Schumacher Toyota |
1:47.401 |
7 | Michael Schumacher Ferrari |
1:47.476 |
8 | Felipe Massa Sauber |
1:47.867 |
9 | Jenson Button BAR |
1:47.978 |
10 | Mark Webber Williams |
1:48.071 |
11 | Takuma Sato BAR |
1:48.353 |
12 | David Coulthard Red Bull |
1:48.508 |
13 | Rubens Barrichello Ferrari |
1:48.550 |
14 | Jacques Villeneuve Sauber |
1:48.889 |
15 | Antonio Pizzonia Williams |
1:48.898 |
16 | Christian Klien Red Bull |
1:48.994 |
17 | Robert Doornbos Minardi |
1:49.779 |
18 | Christijan Albers Minardi |
1:49.842 |
19 | Tiago Monteiro Jordan |
1:51.498 |
20 | Narain Karthikeyan Jordan |
1:51.675 |
佐藤琢磨、5列目グリッドからベルギーGPへ
2005-9-10 SAT 公式予選
本日の予選で8位に入ったジェンソン・バトンは、4列目グリッドからスタートして明日のベルギーGPに臨むB・A・Rホンダのチャレンジをリードする。これは、10位に入ったチームメイトである佐藤琢磨のすぐ前に位置するポジションである。
金曜日午後のセッションで走行できなかったため、3回のフリープラクティスで行なうべきことを本日の2回のセッションで実施することになり、予選への準備そのものがひとつのチャレンジとなった。タイア・チョイスの申告は今日の午後までに変更されたが、こうした忙しいスケジュールでセットアップ作業とタイア評価を行なうなかで、チームは順調な進歩を果たした。ほどなく解消されたものの、ジェンソンは今朝のセッションでホイールがロックするトラブルに苦しめられ、予選の準備が滞ったが、これがグリッドを決める1周のアタックラップにも影響したことは彼自身が認めている。
琢磨は5番手に出走したため、セッション中にコースコンディションがよくなっていく恩恵に与ることができなかった。彼のアタックはクリーンであり、グリップの低い状況のなかで上手くまとめあげることに成功した。明日のレースはウェットになることが予想されているが、5列目グリッドからのスタートであれば入賞も期待できるだろう。
佐藤琢磨のコメント
「後から出走するドライバーが良好なコンディションで走れることを考えれば、早めにアタックに臨む僕が不利であることはあらかじめ分かっていました。路面は非常にグリップ・レベルが低く、おかげで難しいアタックでした。天候の影響でレースへの準備はチャレンジングなものとなりましたが、これは誰にとっても同じことであり、そうした状況のなか、今朝のセッションでわれわれはできるだけの努力を尽くしました。明日も分かりにくい空模様になりそうですが、雨が降ろうがドライになろうがフラットアウトで走るつもりです。明日の戦略は良いもので、必ずいいレースをする覚悟でいます」
(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)
POS. | DRIVER/TEAM | TIME LAPS |
1 | Vitantonio Liuzzi Red Bull |
No time |
2 | Robert Doornbos Minardi |
No time |
3 | Fernando Alonso Renault |
No time |
4 | Michael Schumacher Ferrari |
No time |
5 | Rubens Barrichello Ferrari |
No time |
6 | Jenson Button BAR |
No time |
7 | Takuma Sato BAR |
No time |
8 | Giancarlo Fisichella Renault |
No time |
9 | Mark Webber Williams |
No time |
10 | Antonio Pizzonia Williams |
No time |
11 | Kimi Raikkon McLaren |
No time |
12 | Juan Pablo Montoya McLaren |
No time |
13 | Jacques Villeneuve Sauber |
No time |
14 | Felipe Massa Sauber |
No time |
15 | David Coulthard Red Bull |
No time |
16 | Christian Klien Red Bull |
No time |
17 | Jarno Trulli Toyota |
No time |
18 | Ralf Schumacher Toyota |
No time |
19 | Tiago Monteiro Jordan |
No time |
20 | Narain Karthikeyan Jordan |
No time |
21 | Christijan Albers Minardi |
No time |
22 | Alexander Wurz McLaren |
No time |
23 | Ricardo Zonta Toyota |
No time |
24 | Nicolas Kiesa Jordan |
No time |
25 | Enrico Toccacelo Minardi |
No time |
雨に翻弄されたベルギーGP初日
2005-9-9 FRI フリープラクティス
気まぐれなことで知られる“スパ・ウェザー”のおかげで、ベルギーGP初日の本日は意味のある走行がほとんどできなかった。B・A・Rホンダのジェンソン・バトンと佐藤琢磨はいつもの朝と同じようにインスタレーション・ラップとセットアップ作業を実施、スパ・フランコルシャンのコースをそれぞれ7ラップずつ周回した。こちらもいつもと同じように午後にはタイア・チョイスを行なう予定だったが、空模様は期待通りにはならず、2回目のセッションは雨によって台無しとなった。
こうした状況を受けて、FIAはタイア・チョイスの申告期限を明日の昼までに延長し、チームは公式予選の準備を行なう明日のフリープラクティスがよりよいコンディションとなることを願っているが、明朝の天気予報はあまり期待がもてる内容ではない。
佐藤琢磨のコメント
「空模様の影響で今日はお話できることがほとんどありません。今朝のセッションでは路面が乾いた終盤に少しだけ走行しましたが、僕たちのパッケージについてはとてもいい第一印象を抱きました。明日のふたつしかないセッションは、きっと恐ろしく忙しいものになるでしょう」
(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)