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イギリスF3 第11戦 シルバーストーン |
■8月14日 公式練習 マスターズの直後は精神的にはタフな琢磨もさすがに落胆を隠せずにいたが、次のレースがやってくれば話は別だ。レースウィークまでには、いつもの強気な琢磨が蘇ってきたので、僕は安心してシルバーストンに向かった。テストセッションでも、いつもの大胆かつウルトラスムーズなドライビングを披露して、当然のごとくトップタイムをマークして僕らを安心させてくれた。2番時計には、先週ジャガーF1のテストドライブを行ったPSRのトーマス・シェクターがつけた。 |
■8月19日 予選 変則的なスケジュールのせいで、練習と予選の間が4日間も開いてしまったのは興ざめだったが、それでも琢磨は超強気。(実は予選前夜はちょっと落ち着かなくなったりしていたが…)絶対にポールを獲ると意気込んでいた。 午前中の予選1回目は明け方の大雨の影響で、コンディションがイマイチだったので、序盤はピットに待機してコンディションの回復を待った。コースインしてからの琢磨は落ち着いてタイムアタックとタイヤのクールダウンを繰り返しこなし、他よりも少ない周回数でトップタイムをマークする理想的な展開(それでも琢磨はマシンの仕上がりと路面コンディションが完全ではなく、100%満足はしていなかった模様)で、ただ一人1分15秒台に突入して1回目の予選を終えた。2番手には0.142秒差でカーティケヤンが続いた。 午後は基本的に決勝用のセッティングを煮詰めるのに大半を費やした。そう、5月のシルバーストンやクロフトの時と同じ戦略である。ただし今回は決勝用ニュータイヤの皮むきを兼ねて、3周だけタイムアタックを敢行。気温も上がり、難しいコンディションながら、更なるタイムアップ(通常気温の上がる午後はタイムアップが難しい。事実、上位陣で午後にタイム更新できたのは琢磨とピッツォニアだけだった。)を果たし、琢磨自身も納得できるタイムアタックだったようだ。2番手には0.196秒差でピッツォニアが続き、彼は第8戦以来、久々にフロントロウに戻ってきた。 |
■8月20日 決勝 今日は昨日より更に気温が高い。タイヤの消耗が心配だが、それは皆同じ。あとはゴールするだけだ。マスターズの一件もあり、唯一スタートだけが心配だったが、難なくあっさりとトップで1コーナーに進入すると、1周目で充分なマージンを築いて、4周目にはファステストラップを叩き出す余裕の展開。あとはピッツォニアとの間隔を測りながら(後半のタイヤの消耗を考えて無理なペースアップはせず、常に安全なマージンを守る事を心がけたとの事)周回を重ね、完全にレースをコントロールしてチェッカーを受け、クロフトに続きパーフェクトウィンを達成した。 今回もフルマークの21点を稼ぎ出したことによって、ポイント2位の座が見えてきた。しかし琢磨はポイントの事を考えて走るようなタイプではないので、これからも攻めのドライビングで僕らを楽しませてくれるだろう。心臓には悪いけど…(苦笑) |
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