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イギリスF3 最終戦 シルバーストンGPコース |
■10月3日 フリー走行 琢磨にとっては久々のGPコースでの走行となったが、ハイスピードセクションが増えるGPコースのレイアウトは、高速コーナー大好き人間の琢磨には大歓迎。1回目の走行こそ、突如復活した?プロマテクメ・ルノー(今シーズンは絶不調だった)の1台に僅かに届かなかったが、2回目の走行では、1コーナーのコップスを5速フラットでクリア(まあ、琢磨の全開ネタは良くある事ですが、今回のはかなりスゴイです。普通はいくらマシンが決まっていても不可能だし、誰も挑戦してみようとも考えないでしょう。エンジン屋さんもデータを見て、仰天していました。)するという常識破りの神業を繰り出して、トップタイムをマーク。マシンの仕上がり具合も上々とのことで、週末に向けて良い感触を得る事ができた。もちろん琢磨もご満悦だった。 |
■10月7日 予選 この日は1日中霧と冷たい雨に見舞われ、コンディションは最悪。特に1回目の予選ではウォータースプラッシュが酷く、テールランプも殆ど見えない。そんな中琢磨はあっさりとトップタイムをマーク。しかも本人いわく、タイミングが合わず、本来ならあと1秒は速いタイムを狙っていたとのこと。僕はレインでの琢磨の速さは良く知っているので、「じゃあ、2秒くらいチギッてもらおうか?」と訊いたところ、琢磨は当然といった表情でニヤリと笑ったのだった。 そして迎えた2回目の予選だったが、雨が少なく、徐々にレコードラインが現れる状況となり、腕よりもタイミングが全てになってしまう、最も嫌なタイプの予選となった。琢磨は中盤にトップタイムをマークするものの、ハンドリングに不満を持っていた。しかしこの状況ではピットに入ってタイムアップのタイミングを逸する訳にもいかず、我慢の走行を続けるが、終盤の最も路面の良い時にタイムアタックができず、プロマテクメのアンディ・プリオに僅かに先行を許してしまい、2番手。レースになれば敵では無いので、明日に向けては不安は無かったが、雨に絶対の自信を持つ琢磨は納得がいかない様子。「明日勝てばいいじゃないか?」なんて言ったら、余計怒らせてしまった。 |
■10月8日 決勝 最終戦の今日は数多くの観客が訪れ、ピットウォークは大盛況。琢磨はサイン攻めに遇って忙しい。日本と違うのはファンの年齢層がとても幅広い事で、いかにモーターレーシングが文化として根付いているか思い知らされる。羨ましいかぎりだが、琢磨がF1で活躍すれば日本も変わるかな?なんて思ったりして。 レースはスタートで全てが決した。PPのプリオが、好スタートを決めた琢磨を抑えようと強引な幅寄せを試みるが、琢磨はこういう状況では絶対に退かないので、プリオの最初で最後の抵抗は無駄に終わったのだった。それからは別次元のスピードで後続を引き離し、10秒以上もの差をつけての圧勝。もうクラスが違うんじゃないか?って程の圧勝だった。ちなみにピッツォ君は前戦でチャンピオンを決めてしまったせいか、覇気が感じられず、精彩を欠いた。そんなんで大丈夫か?本来なら唯一琢磨とマッチレースが出来る男なのに。 次はホッケンハイムで行われる、ドイツF3へ遠征です。ここでヨコハマタイヤを経験して、マカオへのシミュレートとスリップストリーム合戦の練習をしておけば、もうマカオはバッチリ!かな?ドイツはとっても寒いらしいので路面が凍ってないことを祈りましょう。 |
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