POS. | DRIVER/TEAM | GAP/LAPS | LAPS |
1 | Ralf Schumacher Williams |
1h34m12.912 | 56 |
2 | Juan Pablo Montoya Williams |
1h34m52.612 | 56 |
3 | Michael Schumacher Ferrari |
1h35m14.707 | 56 |
4 | Jenson Button Renault |
1h35m22.679 | 56 |
5 | Nick Heidfeld Sauber |
-1Laps | 55 |
6 | Felipe Massa Sauber |
-1Laps | 55 |
7 | Allan McNish Toyota |
-1Laps | 55 |
8 | Jacques Villeneuve BAR |
-1Laps | 55 |
9 | Takuma Sato Jordan |
-2Laps | 54 |
10 | Pedro de la Rosa Jaguar |
-2Laps | 54 |
11 | Heinz-Harald Frentzen Arrows |
-2Laps | 54 |
12 | Mika Salo Toyota |
-3Laps | 53 |
13 | Giancarlo Fisichella Jordan |
-3Laps | 53 |
-- | Rubens Barrichello Ferrari |
-17Laps | 39 |
-- | Mark Webber Minardi |
-22Laps | 34 |
-- | Eddie Irvine Jaguar |
-26Laps | 30 |
-- | Alex Yoong Minardi |
-27Laps | 29 |
-- | Kimi Raikkonen McLaren |
-32Laps | 24 |
-- | Enrique Bernoldi Arrows |
-36Laps | 20 |
-- | David Coulthard McLaren |
-41Laps | 15 |
-- | Olivier Panis BAR |
-47Laps | 9 |
-- | Jarno Trulli Renault |
-47Laps | 9 |
サバイバルレースを9位でフィニッシュ
2002-3-17 SUN 決勝
合計で9台がリタイアした本日のマレーシアGPにおいて、2台のジョーダンEJ12ホンダは揃ってチェッカードフラッグを掻い潜り、DHLジョーダン・ホンダはマシーンの信頼性が高いことを証明してみせた。なお、F1で初の完走を果たした佐藤琢磨は9位、ジャンカルロ・フィジケラは13位という成績である。共に入賞の可能性があったものの、これは2周目に佐藤がフィジケラに追突したところで消え去った。アクシデント後、ふたりともマシーンを修復するためにピットへ戻ったが、フロントウィングの交換を行なった佐藤が比較的作業を早く終えたのに対して、リアウィングの交換を余儀なくされたフィジケラはより長い時間をピットで過すことになった。
佐藤琢磨のコメント
「ジャンカルロには申し訳ないと思っている。起きてはならないことが起こったことを率直に謝罪したい。ジャンカルロは1コーナーでトヨタの1台に仕掛けられ、2コーナーでは僕の目の前でサイド・バイ・サイドを演じていた。ところが不運にも、僕は避けようとしたが避け切れずにジャンカルロに追突してしまった。この事故でステアリングとフロントウィングにダメージを受けたが、メカニックがピットストップ中に修復を行なってくれたほか、ステアリングのトラブルはどうにか克服することができた。レース中、クルマとタイアは次第に良好なマッチングを示すようになり、これに従ってラップタイムも短縮された。トップ10でレースを完走できたことはとても嬉しいが、チームメイトの入賞するチャンスを奪ったことは紛れもない事実である。レースが終わってからすぐにジャンカルロのところへ謝罪に行ったが、彼は大変好意的な姿勢を見せてくれた。これもジャンカルロの素晴らしいパーソナリティを示すものだと思う」
POS. | DRIVER/TEAM | TIME LAPS |
1 | Michael Schumacher Ferrari |
1'35.266 |
2 | Juan-Pablo Montoya Williams |
1'35.497 |
3 | Rubens Barrichello Ferrari |
1'35.891 |
4 | Ralf Schumacher Williams |
1'36.028 |
5 | Kimi Raikkonen McLaren |
1'36.028 |
6 | David Coulthard McLaren |
1'36.477 |
7 | Nick Heidfeld Sauber |
1'37.199 |
8 | Jenson Button Renault |
1'37.245 |
9 | Giancarlo Fisichella Jordan |
1'37.536 |
10 | Mika Salo Toyota |
1'37.694 |
11 | Heinz-Harald Frentzen Arrows |
1'37.919 |
12 | Jarno Trulli Renault |
1'37.920 |
13 | Jacques Villeneuve BAR |
1'38.039 |
14 | Felipe Massa Sauber |
1'38.057 |
15 | Takuma Sato Jordan |
1'38.141 |
16 | Enrique Bernoldi Arrows |
1'38.284 |
17 | Pedro de la Rosa Jaguar |
1'38.374 |
18 | Olivier Panis BAR |
1'38.390 |
19 | Allan McNish Toyota |
1'38.959 |
20 | Eddie Irvine Jaguar |
1'39.121 |
21 | Mark Webber Minardi |
1'39.454 |
22 | Alex Yoong Minardi |
1'40.156 |
15位で予選を通過
1分38秒141(15位)
2002-3-16 SAT 公式予選
DHLジョーダン・ホンダの佐藤琢磨とジャンカルロ・フィジケラにふたりは、本日行なわれたマレーシアGPの予選で15位と9位という結果を得た。フィジケラはメルボルンのときと同じようにトップ10に食い込み、予選での強さを改めて見せつけた。いっぽう、開幕戦オーストラリアGPでは思うように予選を戦うことのできなかった佐藤は、セパン・サーキットで初めて取り組んだ本格的な予選を楽しんだ様子だった。
佐藤琢磨のコメント
「メルボルンではトラブルが起きたため、F1の公式予選を戦うのはこれが初めての経験だが、今日の結果にはまずまず満足している。最初のアタックは上手くいった。クルマのバランスも良く、何のトラブルも起きなかったからだ。3回目のアタックではタイムの短縮に成功したものの、2回目と4回目のアタックはコース上の混雑や自分が犯したミスのため、思い通りにいかなかった。ただし、全般的には大変満足しており、今日の結果を明日のレースに繋げていきたいと思っている」
POS. | DRIVER/TEAM | TIME LAPS |
1 | Kimi Raikkonen McLaren |
1'37.399 |
2 | David Coulthard McLaren |
1'38.038 |
3 | Michael Schumacher Ferrari |
1'38.490 |
4 | Ralf Schumacher Williams |
1'38.650 |
5 | Mika Salo Toyota |
1'39.066 |
6 | Juan-Pablo Montoya Williams |
1'39.158 |
7 | Rubens Barrichello Ferrari |
1'39.279 |
8 | Jenson Button Renault |
1'39.714 |
9 | Jarno Trulli Renault |
1'39.774 |
10 | Nick Heidfeld Sauber |
1'39.889 |
11 | Allan McNish Toyota |
1'39.982 |
12 | Pedro de la Rosa Jaguar |
1'40.147 |
13 | Heinz-Harald Frentzen Arrows |
1'40.576 |
14 | Giancarlo Fisichella Jordan |
1'40.815 |
15 | Enrique Bernoldi Arrows |
1'41.095 |
16 | Takuma Sato Jordan |
1'41.111 |
17 | Jacques Villeneuve BAR |
1'41.461 |
18 | Olivier Panis BAR |
1'41.473 |
19 | Alex Yoong Minardi |
1'41.805 |
20 | Eddie Irvine Jaguar |
1'41.857 |
21 | Felipe Massa Sauber |
1'41.917 |
22 | Mark Webber Minardi |
1'44.583 |
佐藤琢磨、猛暑のなか順調に周回
1分41秒111(16位)
2002-3-15 FRI フリープラクティス
本日、セパン・サーキットで行なわれたマレーシアGPのフリープラクティスにおいて、DHLジョーダン・ホンダの佐藤琢磨とジャンカルロ・フィジケラは、トラブルもなく順調にスケジュールをこなした。午前と午後にそれぞれ1時間ずつで行なわれたセッションにおいて、佐藤は44ラップ、フィジケラは39ラップを周回している。
佐藤琢磨のコメント
「今日の展開はとてもハッピーなものだった。何ひとつトラブルが起きなかったおかげで44ラップも走行でき、このためクルマだけでなく、自分自身の体力面にどれだけ負担が掛かるかも確認することができた。こうしたコンディション下でレーシングカーを走らせるのは初めての経験だが、この過酷な気候に順応する目的で行なったマレーシアにおける1週間のテストはとても有用なものだった。まったく、正しい判断だったね!」