POS. | DRIVER/TEAM | GAP/LAPS | LAPS |
1 | Michael Schumacher Ferrari |
1h33m36.111 | 70 |
2 | David Coulthard McLaren |
1h33m37.243 | 70 |
3 | Rubens Barrichello Ferrari |
1h33m43.193 | 70 |
4 | Kimi Raikkonen McLaren |
1h34m13.674 | 70 |
5 | Giancarlo Fisichella Jordan |
1h34m18.923 | 70 |
6 | Jarno Trulli Renault |
1h34m25.058 | 70 |
7 | Ralf Schumacher Williams |
1h34m27.629 | 70 |
8 | Olivier Panis BAR |
1Lap | 69 |
9 | Felipe Massa Sauber |
1Lap | 69 |
10 | Takuma Sato Jordan |
1Lap | 69 |
11 | Mark Webber Minardi |
1Lap | 69 |
12 | Nick Heidfeld Sauber |
1Lap | 69 |
13 | Heinz-Harald Frentzen Arrows |
1Lap | 69 |
14 | Alex Yoong Minardi |
2Laps | 68 |
15 | Jenson Button Renault |
5Laps | 65 |
16 | Juan Pablo Montoya Williams |
- | 56 |
17 | Allan McNish Toyota |
- | 45 |
18 | Eddie Irvine Jaguar |
- | 41 |
19 | Mika Salo Toyota |
- | 41 |
20 | Pedro de la Rosa Jaguar |
- | 29 |
21 | Enrique Bernoldi Arrows |
- | 16 |
22 | Jacques Villeneuve BAR |
- | 8 |
佐藤琢磨、力強い走りで10位完走
10位
2002-6-9 SUN 決勝
カナダGPではジャンカルロ・フィジケラが3戦連続の入賞を果たし、DHLジョーダン・ホンダは改めてその戦闘力の高さを示した。イタリア人ドライバーはクラッチ・トラブルのためスタートでふたつポジションを落としたが、5位でフィニッシュしてチームに2ポイントをもたらしたのだ。佐藤琢磨にとってはオーバーステアと格闘しながらのレースとなったが、終始力強い走りを見せ、トップ10で完走を果たしている。
佐藤琢磨のコメント
「自分としては最後まで走りきれて嬉しいですし、2ポイントを獲得したジャンカルロにはおめでとうと言いたいですね。スタートは上手くいかずにポジションを落としてしまいましたが、その後はBARやジャガーをオーバーテイクするなど、本当に面白い展開となりました。セーフティーカーが入ったタイミングにあわせてピットストップを行いましたが、ここで装着したタイアが1セット目のタイアとは違ってひどいオーバーステアを示し、おかげで1ラップで1秒ほどロスしたと思います。ただし、2回目のピットストップを行ってからはクルマの調子も良くなり、思いきって攻めることができました。10位という結果は決して悪くありませんが、クルマが高い信頼性を持っていることを証明できたのはそれ以上に大きな収穫で、今後は入賞も狙えると思います。本当にこれからが楽しみになってきましたね」
POS. | DRIVER/TEAM | TIME LAPS |
1 | Juan-Pablo Montoya Williams |
1'12.836 |
2 | Michael Schumacher Ferrari |
1'13.018 |
3 | Rubens Barrichello Ferrari |
1'13.280 |
4 | Ralf Schumacher Williams |
1'13.301 |
5 | Kimi Raikkonen McLaren |
1'13.898 |
6 | Giancarlo Fisichella Jordan |
1'14.132 |
7 | Nick Heidfeld Sauber |
1'14.139 |
8 | David Coulthard McLaren |
1'14.385 |
9 | Jacques Villeneuve BAR |
1'14.564 |
10 | Jarno Trulli Renault |
1'14.688 |
11 | Olivier Panis BAR |
1'14.713 |
12 | Felipe Massa Sauber |
1'14.823 |
13 | Jenson Button Renault |
1'14.854 |
14 | Eddie Irvine Jaguar |
1'14.882 |
15 | Takuma Sato Jordan |
1'14.940 |
16 | Pedro de la Rosa Jaguar |
1'15.089 |
17 | Enrique Bernoldi Arrows |
1'15.102 |
18 | Mika Salo Toyota |
1'15.111 |
19 | Heinz-Harald Frentzen Arrows |
1'15.115 |
20 | Allan McNish Toyota |
1'15.321 |
21 | Mark Webber Minardi |
1'15.508 |
22 | Alex Yoong Minardi |
1'17.347 |
佐藤琢磨、不運が重なり予選15番手
1分14秒940(15位)
2002-6-8 SAT 公式予選
DHLジョーダン・ホンダのジャンカルロ・フィジケラは予選で今季最高位にあたる6位に食い込んだが、佐藤琢磨は2回目のアタック中にエンジンが不調をきたし、マシーン本来の力を引き出すことができなかった。トラブルに見舞われた佐藤はピットに戻ってTカーに乗り換えたものの、このクルマがフィジケラ用にセットアップされていたことやセッション終了間際に降り始めた雨の影響で、予選タイムを更新できなかったのだ。
佐藤琢磨のコメント
「もっといいグリッド・ポジションが手に入ったかもしれなかったので、やっぱり悔しいですよ。セットアップを変更して臨んだ2回目のアタックは、エンジンにトラブルが起きるまでは順調で、タイムはジャンカルロのコンマ3秒落ち、ポジションは9番手につけていました。その後、ピットに戻ってTカーに乗り換えることになりましたが、(フィジケラ用の)セットアップが僕の好みとは多少違っていたんです。そこで最後のアタックに備えてセットアップの変更を行いましたが、運悪く雨が降り始めてしまい、自己ベストを塗り替えることはできませんでした」
POS. | DRIVER/TEAM | TIME LAPS |
1 | David Coulthard McLaren |
1'15"407 |
2 | Juan-Pablo Montoya Williams |
1'15"543 |
3 | Michael Schumacher Ferrari |
1'15"788 |
4 | Kimi Raikkonen McLaren |
1'15"946 |
5 | Ralf Schumacher Williams |
1'16"018 |
6 | Mika Salo Toyota |
1'16"259 |
7 | Olivier Panis BAR |
1'16"333 |
8 | Rubens Barrichello Ferrari |
1'16"440 |
9 | Jacques Villeneuve BAR |
1'16"448 |
10 | Heinz-Harald Frentzen Arrows |
1'16"793 |
11 | Pedro de la Rosa Jaguar |
1'16"801 |
12 | Giancarlo Fisichella Jordan |
1'16"989 |
13 | Enrique Bernoldi Arrows |
1'17"018 |
14 | Nick Heidfeld Sauber |
1'17"250 |
15 | Jenson Button Renault |
1'17"473 |
16 | Felipe Massa Sauber |
1'17"489 |
17 | Eddie Irvine Jaguar |
1'17"765 |
18 | Mark Webber Minardi |
1'18"034 |
19 | Takuma Sato Jordan |
1'18"143 |
20 | Allan McNish Toyota |
1'18"311 |
21 | Jarno Trulli Renault |
1'18"465 |
22 | Alex Yoong Minardi |
1'19"050 |
佐藤琢磨、カナダGPは厳しい滑り出し
1分18秒143(19位)
2002-6-7 FRI フリープラクティス
DHLジョーダン・ホンダとしてはまずまず納得できる内容のフリープラクティスだったが、不運なトラブルに見舞われ、思うようにセットアップ作業を進められなかった佐藤琢磨にとってはフラストレーションの募る1日だった。いっぽう、ジャンカルロ・フィジケラは午前のセッション終了間際に3番手に相当するタイムを記録したものの、ニュータイアを装着したマシーンのバランスは好ましいものではなく、さらにセッティングを煮詰めていく必要がある。
佐藤琢磨のコメント
「僕にとっては厳しい一日でしたね。セットアップの確認から始めようとしたところトラブルが発生し、おかげで走り出すのが10分近くも遅れてしまいました。さらには電気系のトラブルも起きましたが、レースに備えてセットアップの比較テストを行うことができたのは収穫だったと思います。午後に入ってから、ニュータイアを装着するまでは順調にセットアップを煮詰めていきましたが、クルマのバランスに関してはまだ不満の残る部分もあります。しかも残り10分となったところでエグゾースト・パイプが割れてしまい、走行を続けられなくなってしまいました」