POS. | DRIVER/TEAM | GAP/LAPS | LAPS |
1 | Jarno Trulli Renault |
1h45m46.601 | 77 |
2 | Jenson Button BAR |
+0.4 secs | 77 |
3 | Rubens Barrichello Ferrari |
+75.7 secs | 77 |
4 | Juan Pablo Montoya Williams |
+1 Lap | 76 |
5 | Felipe Massa Sauber |
+1 Lap | 76 |
6 | Cristiano da Matta Toyota |
+1 Lap | 76 |
7 | Nick Heidfeld Jordan |
+2 Lap | 75 |
8 | Olivier Panis Toyota |
+3 Lap | 74 |
9 | Zsolt Baumgartner Minardi |
+6 Lap | 70 |
10 | Ralf Schumacher Williams |
+8 Lap | 69 |
Ret | Michael Schumacher Ferrari |
+32 Laps | 45 |
Ret | Fernando Alonso Renault |
+36 Laps | 41 |
Ret | Kimi Raikkon McLaren |
+50 Laps | 27 |
Ret | Gianmaria Bruni Minardi |
+62 Laps | 15 |
Ret | Giorgio Pantano Jordan |
+65 Laps | 12 |
Ret | Mark Webber Jaguar |
+66 Laps | 11 |
Ret | Takuma Sato BAR |
+75 Laps | 2 |
Ret | David Coulthard McLaren |
+75 Laps | 2 |
Ret | Giancarlo Fisichella Sauber |
+75 Laps | 2 |
Ret | Christian Klien Jaguar |
+ 77 laps | 0 |
佐藤琢磨、4位に浮上するもエンジン・トラブルでリタイア
2004-5-23 SUN 決勝
本日開催されたモナコGPで、ラッキーストライクB・A・Rホンダのジェンソン・バトンが優勝にあと一歩と迫る2位でフィニッシュした。いっぽうの佐藤琢磨はスタートで7番手から4番手へとジャンプアップし、センセーションを巻き起こした。このとき琢磨はフェラーリの2台とライコネンのマクラーレンを出し抜いてチームメイトのすぐ横まで追い上げたのである。しかし、スタートやり直しの影響もあって2周後にはエンジンがブロウしてしまう。エンジンからもうもうと吹き上がる白煙が引き金となってデイヴィド・クルタードとジャンカルロ・フィジケラの接触事故を巻き起こしたものの、ジャンカルロが深刻な怪我を負わずに済んだのは不幸中の幸いだった。
このレースでB・A・Rホンダは8ポイントを獲得してコンストラクターズ・チャンピオンシップの3位を堅持、4位のウィリアムズに5ポイント差をつけている。これで合計32点を獲得したジェンソンはドライバーズ・タイトルで3位、いっぽうの琢磨は8点で8位となっている。
佐藤琢磨のコメント
「スタートが良かっただけに今日のレースにはがっかりしていますが、肯定的に物事を捉えると、我々の決勝中のペースが良かったことには勇気付けられますね。タイア・チョイスがドンピシャだったこと、そしてレース戦略が正解だったことがその要因でした。もっとも、それを僕自身が活用できなかったことは残念で仕方ありません!
スタート直後にエンジンのパワーダウンが感じられたのに続いて白煙が出始め、間もなく僕のレースは終わってしまいました。この白煙の影響でクルタードとフィジケラが絡む事故が発生したことは非常に残念でした。もちろん、僕には彼らの事故を回避する術はありませんでしたが、ふたりとも無傷だったことなので、ほっと胸を撫で下ろしています。このレースに向けてバルセロナとポールリカールで散々テストを重ねてきたので、その成果をニュルブルクリンクで発揮できることを楽しみに待っています」
(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)
POS. | DRIVER/TEAM | TIME LAPS |
1 | Jarno Trulli Renault |
1:13.985 |
2 | Ralf Schumacher Williams |
1:14.345 |
3 | Jenson Button BAR |
1:14.396 |
4 | Fernando Alonso Renault |
1:14.408 |
5 | Michael Schumacher Ferrari |
1:14.516 |
6 | Kimi Raikkon McLaren |
1:14.592 |
7 | Rubens Barrichello Ferrari |
1:14.716 |
8 | Takuma Sato BAR |
1:14.827 |
9 | David Coulthard McLaren |
1:14.951 |
10 | Juan-Pablo Montoya Williams |
1:15.039 |
11 | Giancarlo Fisichella Sauber |
1:15.352 |
12 | Mark Webber Jaguar |
1:15.725 |
13 | Olivier Panis Toyota |
1:15.859 |
14 | Christian Klien Jaguar |
1:15.919 |
15 | Cristiano da Matta Toyota |
1:16.169 |
16 | Felipe Massa Sauber |
1:16.248 |
17 | Nick Heidfeld Jordan |
1:16.488 |
18 | Giorgio Pantano Jordan |
1:17.443 |
19 | Zsolt Baumgartner Minardi |
1:20.060 |
20 | Gianmaria Bruni Minardi |
1:20.115 |
佐藤琢磨、フロントロウ獲得のチャンスを逃す
2004-5-22 SAT 公式予選
ラッキーストライクB・A・Rホンダのジェンソン・バトンは、明日のモナコGPにフロントロウからスタートする。ジェンソンは予選で3番手のタイムをマークしたが、予選2位のラルフ・シューマッハーが木曜日のフリープラクティス後にエンジンを交換したため、規定によりグリッドは10台分、降格されるからだ。
佐藤琢磨もジェンソンと並ぶグリッドを獲得すると思われる好アタックを予選で見せたが、縁石に接触してヌーヴェルシケインへの進入でタイアをロックさせてしまい、セクター2でタイムをロス。この結果、予選は8位となったが、ラルフが降格されるため7番グリッドからスタートすることとなる。
佐藤琢磨のコメント
「セクター2の縁石に来るまでは本当に素晴らしいラップだったので、この結果は非常に残念です。グリップがなかなか得られず、トンネル後のシケイン進入でタイアをロックさせてしまいました。フロントもリアも、それもかなり長い時間にわたってロックさせたので、かなりのタイムをロスしたと思います。この影響はセクター3にも現れてしまいました。今日はフロントロウにかなり近いポジションを獲得できたはずなので、どうしても納得がいきませんが、ここは気持ちを切り替え、レースで好結果が期待できるレース戦略を信じて明日の決勝に臨むつもりです」
(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)
POS. | DRIVER/TEAM | TIME LAPS |
1 | Michael Schumacher Ferrari |
1:14.741 |
2 | Anthony Davidson BAR |
1:15.141 |
3 | Rubens Barrichello Ferrari |
1:15.319 |
4 | Jarno Trulli Renault |
1:15.472 |
5 | Kimi Raikkon McLaren |
1:15.479 |
6 | Jenson Button BAR |
1:15.520 |
7 | Takuma Sato BAR |
1:15.664 |
8 | Ricardo Zonta Toyota |
1:15.690 |
9 | Fernando Alonso Renault |
1:15.701 |
10 | Juan-Pablo Montoya Williams |
1:16.097 |
11 | David Coulthard McLaren |
1:16.229 |
12 | Ralf Schumacher Williams |
1:16.556 |
13 | Cristiano da Matta Toyota |
1:16.743 |
14 | Giancarlo Fisichella Sauber |
1:16.748 |
15 | Olivier Panis Toyota |
1:17.007 |
16 | Giorgio Pantano Jordan |
1:17.309 |
17 | Felipe Massa Sauber |
1:17.422 |
18 | Timo Glock Jordan |
1:17.756 |
19 | Nick Heidfeld Jordan |
1:17.873 |
20 | Christian Klien Jaguar |
1:17.988 |
21 | Gianmaria Bruni Minardi |
1:18.822 |
22 | Zsolt Baumgartner Minardi |
1:18.829 |
23 | Bas Leinders Minardi |
1:20.370 |
24 | Bjorn Wirdheim Jaguar |
|
25 | Mark Webber Jaguar |
|
佐藤琢磨、モナコGPで予選上位を狙う
2004-5-20 THU フリープラクティス
ラッキーストライクB・A・Rホンダのサードドライバーであるアンソニー・デイヴィドソンは、モナコGPのフリープラクティスで鮮烈なデビューを飾った。モンテカルロの狭く、曲がりくねった、バンピーな市街地コースを徐々に身体に馴染ませていったアンソニーは、「モナコ・マイスター」と称されるミハエル・シューマッハーのわずか0.4秒落ちで2番手につけたのである。ガードレールに囲まれたこの難攻不落のコースを走った経験がほとんどない彼にとっては、実に立派な結果だったといえるだろう。いっぽう、レースドライバーの佐藤琢磨とジェンソン・バトンは、またしても表彰台を期待させる力強いパフォーマンスを示している。
佐藤琢磨のコメント
「個人的には今日の結果に大変満足していますし、週末に向けてチームは良いスタートを切ったといえるでしょう。3台ともトップクラスのパフォーマンスを見せ、レースに向けた準備も着実に進んでいます。というわけで、今日のペースにはとても満足していますし、モナコを走る喜びに浸っているところです。今後に期待が持てる滑り出しでしたので、ここからは明日に向けてパフォーマンスをいかに向上させるか、そしてタイアをいかに使うかに集中して考えていきたいと思います。何しろ、明日の予選は非常に重要ですからね」
(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)