POS. | DRIVER/TEAM | GAP/LAPS | LAPS |
1 | Michael Schumacher Ferrari |
1h32m35.101 | 60 |
2 | Rubens Barrichello Ferrari |
+17.9 secs | 60 |
3 | Jenson Button BAR |
+22.5 secs | 60 |
4 | Jarno Trulli Renault |
+53.6 secs | 60 |
5 | Fernando Alonso Renault |
+60.9 secs | 60 |
6 | Giancarlo Fisichella Sauber |
+73.4 secs | 60 |
7 | Mark Webber Jaguar |
+76.2 secs | 60 |
8 | Juan Pablo Montoya Williams |
+1 Lap | 59 |
9 | Felipe Massa Sauber |
+1 Lap | 59 |
10 | Nick Heidfeld Jordan |
+1 Lap | 59 |
11 | Olivier Panis Toyota |
+1 Lap | 59 |
12 | Christian Klien Jaguar |
+1 Lap | 59 |
13 | Giorgio Pantano Jordan |
+2 Lap | 58 |
14 | Gianmaria Bruni Minardi |
+3 Lap | 57 |
15 | Zsolt Baumgartner Minardi |
+3 Lap | 57 |
Ret | Takuma Sato BAR |
+13 Lap | 47 |
Ret | David Coulthard McLaren |
Engine | 25 |
Ret | Kimi Raikkon McLaren |
Engine | 9 |
Ret | Ralf Schumacher Williams |
Accident | 0 |
Ret | Cristiano da Matta Toyota |
Accident | 0 |
佐藤琢磨、表彰台目前でリタイア
2004-5-30 SUN 決勝
ラッキーストライクB・A・Rホンダは、ホンダF1がデビューして40周年目の記念すべきレースで、今季5度目の表彰台を獲得することに成功した。60ラップで戦われた本日のヨーロッパGPにおいてジェンソン・バトンが3位でフィニッシュしたためだが、このポジションはそもそもチームメイトである佐藤琢磨のものだった。しかし、彼はフィニッシュまであと13周というところでリタイアを喫し、初の表彰台を逃したのである。
それまで3位を走行していた琢磨は1コーナーでルーベンス・バリケロをパスして2位に浮上するなど、決勝を通じて比類のないパフォーマンスを発揮した。しかし2台は接触し、琢磨はノーズコーン交換のためにピットストップを余儀なくされ、残念ながら彼の努力は報われなかった。ピットストップを終えた琢磨はレースに復帰したものの、わずか1周でエンジン・トラブルのためリタイアに追い込まれた。
スタートでひとつポジションを落としたジェンソンは、前戦に続いてトラフィックに行く手を阻まれる展開を強いられた。その後、琢磨に続く4位まで浮上したが、琢磨のリタイアより表彰台に上ることとなった。
佐藤琢磨のコメント
「エンジン・トラブルでリタイアに追い込まれ、非常に落胆しています。スタートでは順位を落としてしまいましたが、今日はマシーンがとても好調だったため、1コーナーでポジションを取り戻すことができました。レースを通じてずっと攻め続け、最後のピットストップを終えてニュータイアを得たときにはグリップが良好で、フェラーリのルーベンスを攻め落とす自信がありました。そこで彼を追い越そうとしたのですが、残念ながら2台は接触してしまいました。少なくとも今日のレースでは上位フィニッシュが期待できましたし、クルマのペースも速く、自分にとっても素晴らしい結果が得られそうでした。ただし、今は前向きに物事を捉えなければいけないと思います。シルヴァーストーンでのテストが充実したものになることを期待するとともに、モントリオールとインディアナポリスでのレースを楽しみにしています。」
(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)
POS. | DRIVER/TEAM | TIME LAPS |
1 | Michael Schumacher Ferrari |
1:28.351 |
2 | Takuma Sato BAR |
1:28.986 |
3 | Jarno Trulli Renault |
1:29.135 |
4 | Kimi Raikkon McLaren |
1:29.137 |
5 | Jenson Button BAR |
1:29.245 |
6 | Fernando Alonso Renault |
1:29.313 |
7 | Rubens Barrichello Ferrari |
1:29.353 |
8 | Juan-Pablo Montoya Williams |
1:29.354 |
9 | Ralf Schumacher Williams |
1:29.459 |
10 | Olivier Panis Toyota |
1:29.697 |
11 | Cristiano da Matta Toyota |
1:29.706 |
12 | Christian Klien Jaguar |
1:31.431 |
13 | Nick Heidfeld Jordan |
1:31.604 |
14 | Mark Webber Jaguar |
1:31.797 |
15 | Giorgio Pantano Jordan |
1:31.979 |
16 | Felipe Massa Sauber |
1:31.982 |
17 | Zsolt Baumgartner Minardi |
1:34.398 |
18 | David Coulthard McLaren |
No time |
19 | Giancarlo Fisichella Sauber |
No time |
20 | Gianmaria Bruni Minardi |
Time deleted |
佐藤琢磨、フロントロウ獲得!
2004-5-29 SAT 公式予選
本日の予選で2番手のタイムをマークしたラッキーストライクB・A・Rホンダの佐藤琢磨は、明日のヨーロッパGPでフロントロウからスタートすることが決まった。琢磨のフロントロウ獲得はF1デビュー以来、初めてのこと。明日のレースでは、ポールポジションを獲得したフェラーリのミハエル・シューマッハーと並んでスタートを切ることになる。
ジェンソン・バトンはグリップ不足に悩んで予選は残念な結果に終わったが、明日のレースには3列目の5番グリッドから臨む。
佐藤琢磨のコメント
「予選でフロントロウを獲得できたのは素晴らしい結果だったと思います。本当に最高の気分ですね!
スペインGPの予選で3番手になったときも嬉しかったですが、そのポジションからどんどん前に行きたいと願っていたので、これで次の段階に足を踏み入れることができたと思います。予選アタックは順調で、強い手応えを感じていました。コースコンディションは目まぐるしく変化しましたが、1回目のアタックのときと近い印象だったので、自分の思い通りに走れました。ミハエルはずば抜けて速かったけれども、彼のラップタイムに動揺することはありませんでした。自分自身の仕事だけに集中し、結果的にそれが上手くいったのだと思います。今日のリザルトは色々な意味で自分にとって特別なものとなりました。それにフロントロウ獲得は初めてなので、感慨もひとしおです。この流れを上手く保ち、明日のレースでも表彰台に上りたいところですが、それより、まずはこの喜びを噛み締めていたいと思います」
(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)
POS. | DRIVER/TEAM | TIME LAPS |
1 | Kimi Raikkon McLaren |
1:29.355 |
2 | Jenson Button BAR |
1:29.618 |
3 | Ralf Schumacher Ferrari |
1:15.319 |
4 | David Coulthard McLaren |
1:29.700 |
5 | Jarno Trulli Renault |
1:29.919 |
6 | Rubens Barrichello Ferrari |
1:29.943 |
7 | Anthony Davidson BAR |
1:30.028 |
8 | Fernando Alonso Renault |
1:30.163 |
9 | Michael Schumacher Ferrari |
1:30.227 |
10 | Takuma Sato BAR |
1:30.283 |
11 | Juan-Pablo Montoya Williams |
1:30.337 |
12 | Mark Webber Jaguar |
1:30.466 |
13 | Olivier Panis Toyota |
1:30.497 |
14 | Cristiano da Matta Toyota |
1:30.531 |
15 | Ricardo Zonta Toyota |
1:30.949 |
16 | Giancarlo Fisichella Sauber |
1:30.974 |
17 | Bjorn Wirdheim Jaguar |
1:31.780 |
18 | Timo Glock Jordan |
1:32.080 |
19 | Christian Klien Jaguar |
1:32.217 |
20 | Felipe Massa Sauber |
1:32.310 |
21 | Gianmaria Bruni Minardi |
1:32.643 |
22 | Zsolt Baumgartner Minardi |
1:32.986 |
23 | Nick Heidfeld Jordan |
1:33.175 |
24 | Giorgio Pantano Jordan |
1:33.393 |
25 | Bas Leinders Minardi |
1:34.538 |
佐藤琢磨、初日はグリップ不足で10番手
2004-5-28 FRI フリープラクティス
ジェンソン・バトン、佐藤琢磨、そしてアンソニー・デイヴィドソンの3人は、ヨーロッパGP初日に行なわれたフリープラクティスでタイムシートの上位に揃って食い込み、引き続きラッキーストライクB・A・Rホンダが好調なことをうかがわせた。
サードドライバーのアンソニーはニュルブルクリンクを訪れるのは今回が初めてだったにも関わらず、今朝のセッションでラップレコードを塗り替え、またしてもパドックの話題を独り占めした。セッションの開始当初は路面がダスティーだったため、3人とも特にリアのグリップ不足に悩まされたが、それは他チームも同様であった。セットアップを変更して臨んだ午後のセッションでジェンソンは2番手のタイムを記録し、B・A・Rが今週末も好成績を収められるであろうことを予感させた。
佐藤琢磨のコメント
「マシーンのバランス取りという面で今日はわずかな進歩しか見られませんでしたので、明日も引き続きこの作業に取り組むことになりそうです。ただし、特別な問題があるわけではなく、これから3台が記録したタイアのデータをじっくり調べるつもりです。今日は一日じゅう、ずっとグリップ不足に苦しんでいたので、明日はコースコンディションがもっと良くなることを期待しています。ただし、全般的には今週末の展開についてポジティブな印象を抱いています」
(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)