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2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001-
1999



POS.  DRIVER/TEAM GAP/LAPS LAPS
1 Michael Schumacher
Ferrari
1h35m36.792 58
2 Juan Pablo Montoya
Williams
1h35m55.420 58
3 Kimi Raikkonen
McLaren
1h35m80.487 58
4 Eddie Irvine
Jaguar
-1Lap 57
5 Mark Webber
Minardi
-2Laps 56
6 Mika Salo
Toyota
-2Laps 56
7 Alex Yoong
Minardi
-3 Laps 55
8 Pedro De Ra Rosa
Jaguar
-5 Laps 53
-- David Coulthard
McLaren
DNF 33
-- Jacques Villeneuve
BAR
DNF 27
-- Takuma Sato
Jordan
DNF 12
-- Jarno Trulli
Renault
DNF 8
-- Rubens Barrichello
Ferrari
DNF
-- Ralf Schumacher
Williams
DNF
-- Giancarlo Fisichella
Jordan
DNF
-- Felipe Massa
Sauber
DNF
-- Nick Heidfeld
Sauber
DNF
-- Jenson Button
Renault
DNF
-- Olivier Panis
BAR
DNF
-- Allan McNish
Toyota
DNF
-- Heinz-Harald Frentzen
Arrows
--
-- Enrique Bernoldi
Arrows
--




5番手まで浮上するも、トラブルでリタイア
リタイア(13周)

2002-3-3 SUN 決勝

  DHLジョーダン・ホンダの佐藤琢磨とジャンカルロ・フィジケラは、本日開催されたオーストラリアGPのレース序盤にしてリタイアに終わった。フィジケラはザウバーのニック・ハイドフェルドが原因を作った多重事故のために1コーナーで姿を消し、いっぽうの佐藤は電気系トラブルに見舞われ、13周を終えたところでリタイアに追い込まれた。

佐藤琢磨のコメント
「スタートはいちばん後からだったので何が起きたかよく見えた。ラルフのクルマが空中に舞い上がっていくのも目にしたし、その後は至るところでタイアスモークが上がって何も見えなくなったが、1コーナーには慎重に進入していったので事故を避けることができた。その直後にセーフティカーが入り、再スタートとなったところでペドロ(デ・ラ・ロサ)とバトルを演じたけれど、F1のオーバーテイクは簡単ではないと思っていたので、1コーナーでペドロに競り勝ったときには最高の気分だった。これで入賞圏内に入ったと思ったのも束の間、今度は電気系のトラブルが発生してギアを選べなくなってしまう。チームはトラブルを解決するために僕をピットに呼び戻したが、そのときもクラッチが切れずにエンジンをストールさせてしまった。最後には6速や7速にスタックするようになり、どうしてもピットに戻らなければならなくなったんだ。ピットストップを終えてコースに戻った後も症状は悪化するばかりで、結局はリタイアに追い込まれた。順調にことが運んだ予選(苦笑)を除くと、この週末にはたくさんのことが起きたけれど、そのどれもがエキサイティングで興味深い経験だったと思う。特に印象に残っているのは、スタート前のパレードに参加したとき、どのコーナーに行っても日本人ファンの方々から声援を贈ってもらったことで、これは本当に嬉しかった。いずれにせよ、今回の経験を踏み台にして、マレーシアではもっといいレースを戦えることを期待しているところだ」

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Rubens Barrichello
Ferrari
1'25.843
2 Michael Schumacher
Ferrari
1'25.848
3 Ralf Schumacher
Williams
1'26.279
4 David Coulthard
McLaren
1'26.446
5 Kimi Raikkonen
McLaren
1'27.161
6 Juan Pablo Montoya
Williams
1'27.249
7 Jarno Trulli
Renault
1'27.710
8 Giancarlo Fisichella
Jordan
1'27.869
9 Felipe Massa
Sauber
1'27.972
10 Nick Heidfeld
Sauber
1'28.232
11 Jenson Button
Renault
1'28.361
12 Olivier Panis
BAR
1'28.381
13 Jacques Villeneuve
BAR
1'28.657
14 Mika Salo
Toyota
1'29.205
15 Heinz-Harald Frentzen
Arrows
1'29.474
16 Allan McNish
Toyota
1'29.636
17 Enrique Bernoldi
Arrows
1'29.738
18 Mark Webber
Minardi
1'30.086
19 Eddie Irvine
Jaguar
1'30.113
20 Pedro De Ra Rosa
Jaguar
1'30.192
21 Alex Yoong
Minardi
1'31.504
22 Takuma Sato
Jordan
1'53.351




不運なトラブルが招いた最後尾スタート
1分53秒351(22位)

2002-3-2 SAT 公式予選

  F1世界選手権に挑むDHLジョーダン・ホンダは、シーズン最初の試練として第1 戦の公式予選を戦ったが、その結果は決して悪いものではなかった。佐藤琢磨が午前中のフリープラクティスで大きなアクシデント(理由は後述)に遇った影響で、チームは2台のクルマで予選に臨んだが、ジャンカルロ・フィジケラは2度目のタイムアタックで8番グリッドを手に入れるタイムをマーク。いっぽう、Tカーを走らせた佐藤琢磨には続いて油圧系トラブルが襲い掛かり、計時する前にコクピットから降り立つことになったほか、フィジケラのクルマを借りてサーキットを走り出したときにはひどいウェットコンディションとなっており、予選の通過基準として設定されている107%ルールをクリアできなかった。けれども、DHLジョーダン・ホンダが審査委員会に訴え出た結果、委員会は明日のレースに佐藤が出走することを認める判断を下したのである。

佐藤琢磨のコメント
「今日1日でたくさんのことが起こったが、この分でいけば、あっという間に経験を積めそうだ! とにかく大変な1日だった。今朝のクラッシュはオートマチック・ダウンシフティングにトラブルが起きたことが原因で、おかげでターン14の進入でひどいオーバーステアに転じ、とてもコントロールしきれなかった。そこで予選ではジャンカルロ用にセッティングされたクルマを手直しして走らせたものの、間もなくギアを変えられなくたったうえにパワーも伝わらなくなってしまい、コースサイドにクルマを止めることになった。その原因は油圧系にあったと聞いている。チームは懸命に働いているが、こうしたトラブルはいつでも起きうるものであり、したがって誰かを非難することはできないと思う。再びコースを走り始めたのはセッション終盤のことだが、僕の置かれた環境には非常に厳しいものがあった。それもコースがびしょ濡れだったというだけでなく、ジャンカルロのクルマはドライ・セッティングに仕上げられていたうえ、彼のペダル類にはヒールレスト(踵を支えるための突起)がなかったため、僕は空中に脚を浮かせた恰好でペダルを操作しなければならなかったからだ。こんな状態でクルマを運転するのは不可能に近いけれど、いい経験だったと言えないこともないね!」

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Michael Schumacher
Ferrari
1'27.276
2 Rubens Barrichello
Ferrari
1'27.799
3 Ralf Schumacher
Williams
1'28.821
4 Juan Pablo Montoya
Williams
1'28.870
5 Nick Heidfeld
Sauber
1'29.572
6 Mika Salo
Toyota
1'29.601
7 Kimi Raikkonen
McLaren
1'29.875
8 Felipe Massa
Sauber
1'29.937
9 Giancarlo Fisichella
Jordan
1'30.187
10 Jarno Trulli
Renault
1'30.298
11 David Coulthard
McLaren
1'30.312
12 Jacques Villeneuve
BAR
1'30.352
13 Takuma Sato
Jordan
1'30.540
14 Pedro De Ra Rosa
Jaguar
1'30.566
15 Jenson Button
Renault
1'30.588
16 Allan McNish
Toyota
1'30.602
17 Eddie Irvine
Jaguar
1'30.973
18 Olivier Panis
BAR
1'31.127
19 Heinz-Harald Frentzen
Arrows
1'32.465
20 Mark Webber
Minardi
1'32.696
21 Enrique Bernoldi
Arrows
1'32.912
22 Alex Yoong
Minardi
1'32.912




佐藤琢磨、初日を13位で終える
1分30秒540(13位)

2002-3-1 FRI フリープラクティス

  DHLジョーダン・ホンダは、本日メルボルンで行なわれたフリープラクティスを有意義な形で終えた。ウェットからドライへとコースコンディションが変化するなか、ふたりのドライバーは今日の走行に満足しており、結果的にジャンカルロ・フィジケラは9位、佐藤琢磨は13位という結果を残している。セッションを終えた佐藤は満面に笑みを湛えており、自らのデビュー戦に興奮を隠し切れない様子だった。

佐藤琢磨のコメント
「今、とてもハッピーな気分でいることは間違いない。初めてのGPウィークエンドを迎え、メルボルンのコースを走り始めたことはとてもエキサイティングな経験だったし、全般的にいってその後の展開にも大変満足している。コースが濡れていたおかげで、いくつかのセッティングを試すことができたのも有意義だった。ステアリング・コラムに問題が起きたため、午後のセッションでは終盤に10分間ほどをロスしてしまったが、これを除けばすべて順調に進んだ。まだまだ色々な部分に改善の余地は残されているが、クルマにもコースにもこれといった問題はなく、あとはエンジニアと共にデータを見直していくことで、明日にはラップタイムを短縮できると思う」