2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001-
1999



POS.  DRIVER/TEAM GAP/LAPS LAPS
1 Michael Schumacher
Ferrari
1h33m36.111 70
2 David Coulthard
McLaren
1h33m37.243 70
3 Rubens Barrichello
Ferrari
1h33m43.193 70
4 Kimi Raikkonen
McLaren
1h34m13.674 70
5 Giancarlo Fisichella
Jordan
1h34m18.923 70
6 Jarno Trulli
Renault
1h34m25.058 70
7 Ralf Schumacher
Williams
1h34m27.629 70
8 Olivier Panis
BAR
1Lap 69
9 Felipe Massa
Sauber
1Lap 69
10 Takuma Sato
Jordan
1Lap 69
11 Mark Webber
Minardi
1Lap 69
12 Nick Heidfeld
Sauber
1Lap 69
13 Heinz-Harald Frentzen
Arrows
1Lap 69
14 Alex Yoong
Minardi
2Laps 68
15 Jenson Button
Renault
5Laps 65
16 Juan Pablo Montoya
Williams
- 56
17 Allan McNish
Toyota
- 45
18 Eddie Irvine
Jaguar
- 41
19 Mika Salo
Toyota
- 41
20 Pedro de la Rosa
Jaguar
- 29
21 Enrique Bernoldi
Arrows
- 16
22 Jacques Villeneuve
BAR
- 8




佐藤琢磨、力強い走りで10位完走
10位

2002-6-9 SUN 決勝

  カナダGPではジャンカルロ・フィジケラが3戦連続の入賞を果たし、DHLジョーダン・ホンダは改めてその戦闘力の高さを示した。イタリア人ドライバーはクラッチ・トラブルのためスタートでふたつポジションを落としたが、5位でフィニッシュしてチームに2ポイントをもたらしたのだ。佐藤琢磨にとってはオーバーステアと格闘しながらのレースとなったが、終始力強い走りを見せ、トップ10で完走を果たしている。

佐藤琢磨のコメント
「自分としては最後まで走りきれて嬉しいですし、2ポイントを獲得したジャンカルロにはおめでとうと言いたいですね。スタートは上手くいかずにポジションを落としてしまいましたが、その後はBARやジャガーをオーバーテイクするなど、本当に面白い展開となりました。セーフティーカーが入ったタイミングにあわせてピットストップを行いましたが、ここで装着したタイアが1セット目のタイアとは違ってひどいオーバーステアを示し、おかげで1ラップで1秒ほどロスしたと思います。ただし、2回目のピットストップを行ってからはクルマの調子も良くなり、思いきって攻めることができました。10位という結果は決して悪くありませんが、クルマが高い信頼性を持っていることを証明できたのはそれ以上に大きな収穫で、今後は入賞も狙えると思います。本当にこれからが楽しみになってきましたね」

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Juan-Pablo Montoya
Williams
1'12.836
2 Michael Schumacher
Ferrari
1'13.018
3 Rubens Barrichello
Ferrari
1'13.280
4 Ralf Schumacher
Williams
1'13.301
5 Kimi Raikkonen
McLaren
1'13.898
6 Giancarlo Fisichella
Jordan
1'14.132
7 Nick Heidfeld
Sauber
1'14.139
8 David Coulthard
McLaren
1'14.385
9 Jacques Villeneuve
BAR
1'14.564
10 Jarno Trulli
Renault
1'14.688
11 Olivier Panis
BAR
1'14.713
12 Felipe Massa
Sauber
1'14.823
13 Jenson Button
Renault
1'14.854
14 Eddie Irvine
Jaguar
1'14.882
15 Takuma Sato
Jordan
1'14.940
16 Pedro de la Rosa
Jaguar
1'15.089
17 Enrique Bernoldi
Arrows
1'15.102
18 Mika Salo
Toyota
1'15.111
19 Heinz-Harald Frentzen
Arrows
1'15.115
20 Allan McNish
Toyota
1'15.321
21 Mark Webber
Minardi
1'15.508
22 Alex Yoong
Minardi
1'17.347




佐藤琢磨、不運が重なり予選15番手
1分14秒940(15位)

2002-6-8 SAT 公式予選

  DHLジョーダン・ホンダのジャンカルロ・フィジケラは予選で今季最高位にあたる6位に食い込んだが、佐藤琢磨は2回目のアタック中にエンジンが不調をきたし、マシーン本来の力を引き出すことができなかった。トラブルに見舞われた佐藤はピットに戻ってTカーに乗り換えたものの、このクルマがフィジケラ用にセットアップされていたことやセッション終了間際に降り始めた雨の影響で、予選タイムを更新できなかったのだ。

佐藤琢磨のコメント
「もっといいグリッド・ポジションが手に入ったかもしれなかったので、やっぱり悔しいですよ。セットアップを変更して臨んだ2回目のアタックは、エンジンにトラブルが起きるまでは順調で、タイムはジャンカルロのコンマ3秒落ち、ポジションは9番手につけていました。その後、ピットに戻ってTカーに乗り換えることになりましたが、(フィジケラ用の)セットアップが僕の好みとは多少違っていたんです。そこで最後のアタックに備えてセットアップの変更を行いましたが、運悪く雨が降り始めてしまい、自己ベストを塗り替えることはできませんでした」

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 David Coulthard
McLaren
1'15"407
2 Juan-Pablo Montoya
Williams
1'15"543
3 Michael Schumacher
Ferrari
1'15"788
4 Kimi Raikkonen
McLaren
1'15"946
5 Ralf Schumacher
Williams
1'16"018
6 Mika Salo
Toyota
1'16"259
7 Olivier Panis
BAR
1'16"333
8 Rubens Barrichello
Ferrari
1'16"440
9 Jacques Villeneuve
BAR
1'16"448
10 Heinz-Harald Frentzen
Arrows
1'16"793
11 Pedro de la Rosa
Jaguar
1'16"801
12 Giancarlo Fisichella
Jordan
1'16"989
13 Enrique Bernoldi
Arrows
1'17"018
14 Nick Heidfeld
Sauber
1'17"250
15 Jenson Button
Renault
1'17"473
16 Felipe Massa
Sauber
1'17"489
17 Eddie Irvine
Jaguar
1'17"765
18 Mark Webber
Minardi
1'18"034
19 Takuma Sato
Jordan
1'18"143
20 Allan McNish
Toyota
1'18"311
21 Jarno Trulli
Renault
1'18"465
22 Alex Yoong
Minardi
1'19"050




佐藤琢磨、カナダGPは厳しい滑り出し
1分18秒143(19位)

2002-6-7 FRI フリープラクティス

  DHLジョーダン・ホンダとしてはまずまず納得できる内容のフリープラクティスだったが、不運なトラブルに見舞われ、思うようにセットアップ作業を進められなかった佐藤琢磨にとってはフラストレーションの募る1日だった。いっぽう、ジャンカルロ・フィジケラは午前のセッション終了間際に3番手に相当するタイムを記録したものの、ニュータイアを装着したマシーンのバランスは好ましいものではなく、さらにセッティングを煮詰めていく必要がある。

佐藤琢磨のコメント
「僕にとっては厳しい一日でしたね。セットアップの確認から始めようとしたところトラブルが発生し、おかげで走り出すのが10分近くも遅れてしまいました。さらには電気系のトラブルも起きましたが、レースに備えてセットアップの比較テストを行うことができたのは収穫だったと思います。午後に入ってから、ニュータイアを装着するまでは順調にセットアップを煮詰めていきましたが、クルマのバランスに関してはまだ不満の残る部分もあります。しかも残り10分となったところでエグゾースト・パイプが割れてしまい、走行を続けられなくなってしまいました」