2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001-
1999



POS.  DRIVER/TEAM GAP/LAPS LAPS
1 Michael Schumacher
Ferrari
1h24m15.757 58
2 Rubens Barrichello
Ferrari
+13.6 secs 58
3 Fernando Alonso
Renault
+34.6 secs 58
4 Ralf Schumacher
Williams
+60.4 secs 58
5 Juan-Pablo Montoya
Williams
+68.5 secs 58
6 Jenson Button
BAR
+70.5 secs 58
7 Jarno Trulli
Renault
+1 Lap 57
8 David Coulthard
McLaren
+1 Lap 57
9 Takuma Sato
BAR
+1 Lap 57
10 Giancarlo Fisichella
Sauber
+1 Lap 57
11 Christian Klien
Jaguar
+2 Lap 56
12 Cristiano Da Matta
Toyota
+2 Lap 56
13 Olivier Panis
Toyota
+2 Lap 56
14 Giorgio Pantano
Jordan
+3 Lap 55
Ret Felipe Massa
Sauber
+14 Lap 44
Ret Nick Heidfeld
Jordan
+15 Lap 43
Ret Gianmaria Bruni
Minardi
+15 Lap 43
Ret Mark Webber
Jaguar
+29 Laps 29
Ret Zsolt Baumgartner
Minardi
+45 Laps 13
Ret Kimi Raikkon
McLaren
+49 Laps 9




佐藤琢磨、開幕戦は悔しい9位に終わる

2004-3-7 SUN 決勝

  開幕戦オーストラリアGPにおいて、ラッキーストライクB・A・Rホンダのジェンソン・バトンはポイント圏内での完走を果たした。ただし、チームメイトの佐藤琢磨は入賞まで一歩手の届かない9位に終わっている。
今季より実施されたローンチコントロールの禁止に伴い、全ドライバーは2001年サンマリノGP以来となるマニュアル操作のスタートを経験することとなった。4番グリッドからスタートしたジェンソンは、自分のポジションを保って1コーナーに進入、58周のレースのほとんどを4位のまま周回した。終盤には2台のウィリアムズからのプレッシャーに屈して6位に後退したものの、シーズン前にチームが打ち出した“今季はトップ3チームにチャレンジする”との予告を見事に裏付けたのである。
好スタートを切った琢磨は、しかし1コーナーで行く手を阻まれてルノーのトゥルーリと接触、BAR006のノーズコーンを傷つけてしまう。このため2回目のピットストップでノーズコーンを交換したところ、琢磨はジェンソンと互角のラップタイムを記録し始めた。その後は安定したラップタイムで周回を重ねたが、終盤にはリアウィングのガーニーフラップが外れるトラブルに見舞われ、クルタードを破って8位でフィニッシュするチャンスを逃すこととなった。

佐藤琢磨のコメント
「慌しいレースでしたね。スタートはとても良かったんですが、1コーナーで行き場を失ってルノーと接触し、ノーズコーンにダメージを与えてしまいました。無線で“何か不具合はないか?”と訊ねられましたが、まだ1周目だったので、クルマのバランスを判断する材料もなく、このときは返答に窮しました。最初のピットストップでノーズがダメージを受けていることが分かったので、2回目のピットストップのときに交換しました。これでクルマのフィーリングはぐっと良くなり、最初のスティントに比べるとラップタイムは1秒ほど速くなりました。したがって、ダメージの影響を受けていたことは明らかです。2回目のピットストップを終えてからは順調でしたが、最後の数周にはリアウィングのガーニーフラップが剥がれ始め、このためエアロダイナミクスも悪化してしまいました。正直なところ9位という結果には落胆していますが、最初のレースで2台揃って完走できたことは、チームのためには良かったと思います。信頼性の問題が何ひとつ起こらなかったのは、シーズン前のテストで皆が懸命に働いてくれたおかげでしょう。全般的にいえばチームにとって良い結果でしたが、マレーシアではもっと良い成績を手に入れられると信じています」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Michael Schumacher
Ferrari
1:24.408
2 Rubens Barrichello
Ferrari
1:24.482
3 Juan-Pablo Montoya
Williams
1:24.998
4 Jenson Button
BAR
1:24.998
5 Fernando Alonso
Renault
1:25.699
6 Mark Webber
Jaguar
1:25.805
7 Takuma Sato
BAR
1:25.851
8 Ralf Schumacher
Williams
1:25.925
9 Jarno Trulli
Renault
1:26.290
10 Kimi Raikkon
McLaren
1:26.297
11 Felipe Massa
Sauber
1:27.065
12 David Coulthard
McLaren
1:27.294
13 Cristiano Da Matta
Toyota
1:27.823
14 Giancarlo Fisichella
Sauber
1:27.845
15 Nick Heidfeld
Jordan
1:28.178
16 Giorgio Pantano
Jordan
1:30.140
17 Zsolt Baumgartner
Minardi
1:30.681
18 Olivier Panis
Toyota
-
19 Christian Klien
Jaguar
-
20 Gianmaria Bruni
Minardi
-




佐藤琢磨、自己ベスト・タイの7位で予選通過

2004-3-6 SAT 公式予選

  90分間にふたつのセッションを立て続けに行なう新しい予選フォーマットにおいて、ラッキーストライクB・A・Rホンダのジェンソン・バトンは惜しいところで3位の座を逃した。実際に3番グリッドを手に入れたファン-パブロ・モントヤとまったく同じタイムを記録したにもかかわらず、予選の前半部でモントヤが最速だったことから、ジェンソンは4番手に甘んじることになったのだ。しかし、チームにとってのベスト・グリッドに並ぶ好記録にジェンソンは満足気な表情を見せた。しかも、チームメイトの佐藤琢磨も7位に食い込み、ふたりの予選結果を総合すると、B・A・Rは史上最高のスターティンググリッドを手に入れたことになる。
最初のセッションでは、2003年日本GPの決勝結果に従って、琢磨が6番手、ジェンソンが4番手で出走。琢磨は1分26秒737で11位、ジェンソンは1分25秒898で6位に終わった。いっぽう、2回目のセッションは1回目の成績を反転させた順番で出走するため、琢磨は10番目、ジェンソンは15番目に1周限りの予選アタックに臨んだ。

佐藤琢磨のコメント
「自分のアタックラップにはとても満足しています。なにしろ、この週末で最高の走りでしたから。ギアボックスにメカニカル・トラブルが発生した今朝のセッションは難しい状況で、少しだけ走行時間をロスしてしまいました。この影響もあって、セッティングを変えて最初の予選に挑みましたが、クルマの印象は決して良くありませんでしたね。そこで2回目のセッションまでには、プラクティスで試したセッティングに少し戻しました。おかげで、2回目のアタックにはずっと安心して臨むことができました。今は、明日のレースが楽しみで仕方がない、という心境です」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Michael Schumacher
Ferrari
1:24.718
2 Rubens Barrichello
Ferrari
1:24.826
3 Jarno Trulli
Renault
1:25.757
4 Jenson Button
BAR
1:25.786
5 Fernando Alonso
Renault
1:25.853
6 Ralf Schumacher
Williams
1:25.882
7 Juan-Pablo Montoya
Williams
1:26.206
8 David Coulthard
McLaren
1:26.215
9 Mark Webber
Jaguar
1:26.312
10 Kimi Raikkon
McLaren
1:26.579
11 Giancarlo Fisichella
Sauber
1:26.601
12 Takuma Sato
BAR
1:26.967
13 Felipe Massa
Sauber
1:26.969
14 Ricardo Zonta
Toyota
1:27.165
15 Anthony Davidson
BAR
1:27.516
16 Cristiano Da Matta
Toyota
1:27.710
17 Christian Klien
Jaguar
1:27.724
18 Olivier Panis
Toyota
1:27.807
19 Nick Heidfeld
Jordan
1:27.826
20 Gianmaria Bruni
Minardi
1:28.991
21 Zsolt Baumgartner
Minardi
1:29.708
22 Giorgio Pantano
Jordan
1:30.061
23 Bjorn Wirdheim
Jaguar
1:30.291




佐藤琢磨、初日は12位

2004-3-5 FRI フリープラクティス

  2004年F1シーズンが開幕した本日、ラッキーストライクB・A・Rホンダのドライバー3人――佐藤琢磨、ジェンソン・バトン、アンソニー・デイヴィドソン――は揃ってオーストラリアGP初日のフリープラクティスに出走した。共に21ラップを走行したふたりのレースドライバーは、琢磨が12位、ジェンソンが4位という結果を残している。なお、2004年の新レギュレーションに従って合計で4人が出場したサードドライバーのなかで、アンソニーは2番手に相当するタイムを記録した。

佐藤琢磨のコメント
「F1に戻ってこれて本当に最高の気分ですね。ただし、新しいフォーマットに慣れるのはなかなか大変です。(チームの方針により)周回数が限られているので、短い時間のなかでタイア・チョイスを行なう難しさを実感しました。ただし、僕たちのチームは一丸となって戦っており、3人のドライバーが同じ方向に進んでいるので心強いと思っています。今週末、これからどんな展開を見せるのか、今からとても楽しみですね」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)