2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001-
1999



POS.  DRIVER/TEAM GAP/LAPS LAPS
1 Jarno Trulli
Renault
1h45m46.601 77
2 Jenson Button
BAR
+0.4 secs 77
3 Rubens Barrichello
Ferrari
+75.7 secs 77
4 Juan Pablo Montoya
Williams
+1 Lap 76
5 Felipe Massa
Sauber
+1 Lap 76
6 Cristiano da Matta
Toyota
+1 Lap 76
7 Nick Heidfeld
Jordan
+2 Lap 75
8 Olivier Panis
Toyota
+3 Lap 74
9 Zsolt Baumgartner
Minardi
+6 Lap 70
10 Ralf Schumacher
Williams
+8 Lap 69
Ret Michael Schumacher
Ferrari
+32 Laps 45
Ret Fernando Alonso
Renault
+36 Laps 41
Ret Kimi Raikkon
McLaren
+50 Laps 27
Ret Gianmaria Bruni
Minardi
+62 Laps 15
Ret Giorgio Pantano
Jordan
+65 Laps 12
Ret Mark Webber
Jaguar
+66 Laps 11
Ret Takuma Sato
BAR
+75 Laps 2
Ret David Coulthard
McLaren
+75 Laps 2
Ret Giancarlo Fisichella
Sauber
+75 Laps 2
Ret Christian Klien
Jaguar
+ 77 laps 0




佐藤琢磨、4位に浮上するもエンジン・トラブルでリタイア

2004-5-23 SUN 決勝

  本日開催されたモナコGPで、ラッキーストライクB・A・Rホンダのジェンソン・バトンが優勝にあと一歩と迫る2位でフィニッシュした。いっぽうの佐藤琢磨はスタートで7番手から4番手へとジャンプアップし、センセーションを巻き起こした。このとき琢磨はフェラーリの2台とライコネンのマクラーレンを出し抜いてチームメイトのすぐ横まで追い上げたのである。しかし、スタートやり直しの影響もあって2周後にはエンジンがブロウしてしまう。エンジンからもうもうと吹き上がる白煙が引き金となってデイヴィド・クルタードとジャンカルロ・フィジケラの接触事故を巻き起こしたものの、ジャンカルロが深刻な怪我を負わずに済んだのは不幸中の幸いだった。
このレースでB・A・Rホンダは8ポイントを獲得してコンストラクターズ・チャンピオンシップの3位を堅持、4位のウィリアムズに5ポイント差をつけている。これで合計32点を獲得したジェンソンはドライバーズ・タイトルで3位、いっぽうの琢磨は8点で8位となっている。

佐藤琢磨のコメント
「スタートが良かっただけに今日のレースにはがっかりしていますが、肯定的に物事を捉えると、我々の決勝中のペースが良かったことには勇気付けられますね。タイア・チョイスがドンピシャだったこと、そしてレース戦略が正解だったことがその要因でした。もっとも、それを僕自身が活用できなかったことは残念で仕方ありません! スタート直後にエンジンのパワーダウンが感じられたのに続いて白煙が出始め、間もなく僕のレースは終わってしまいました。この白煙の影響でクルタードとフィジケラが絡む事故が発生したことは非常に残念でした。もちろん、僕には彼らの事故を回避する術はありませんでしたが、ふたりとも無傷だったことなので、ほっと胸を撫で下ろしています。このレースに向けてバルセロナとポールリカールで散々テストを重ねてきたので、その成果をニュルブルクリンクで発揮できることを楽しみに待っています」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Jarno Trulli
Renault
1:13.985
2 Ralf Schumacher
Williams
1:14.345
3 Jenson Button
BAR
1:14.396
4 Fernando Alonso
Renault
1:14.408
5 Michael Schumacher
Ferrari
1:14.516
6 Kimi Raikkon
McLaren
1:14.592
7 Rubens Barrichello
Ferrari
1:14.716
8 Takuma Sato
BAR
1:14.827
9 David Coulthard
McLaren
1:14.951
10 Juan-Pablo Montoya
Williams
1:15.039
11 Giancarlo Fisichella
Sauber
1:15.352
12 Mark Webber
Jaguar
1:15.725
13 Olivier Panis
Toyota
1:15.859
14 Christian Klien
Jaguar
1:15.919
15 Cristiano da Matta
Toyota
1:16.169
16 Felipe Massa
Sauber
1:16.248
17 Nick Heidfeld
Jordan
1:16.488
18 Giorgio Pantano
Jordan
1:17.443
19 Zsolt Baumgartner
Minardi
1:20.060
20 Gianmaria Bruni
Minardi
1:20.115




佐藤琢磨、フロントロウ獲得のチャンスを逃す

2004-5-22 SAT 公式予選

  ラッキーストライクB・A・Rホンダのジェンソン・バトンは、明日のモナコGPにフロントロウからスタートする。ジェンソンは予選で3番手のタイムをマークしたが、予選2位のラルフ・シューマッハーが木曜日のフリープラクティス後にエンジンを交換したため、規定によりグリッドは10台分、降格されるからだ。
佐藤琢磨もジェンソンと並ぶグリッドを獲得すると思われる好アタックを予選で見せたが、縁石に接触してヌーヴェルシケインへの進入でタイアをロックさせてしまい、セクター2でタイムをロス。この結果、予選は8位となったが、ラルフが降格されるため7番グリッドからスタートすることとなる。

佐藤琢磨のコメント
「セクター2の縁石に来るまでは本当に素晴らしいラップだったので、この結果は非常に残念です。グリップがなかなか得られず、トンネル後のシケイン進入でタイアをロックさせてしまいました。フロントもリアも、それもかなり長い時間にわたってロックさせたので、かなりのタイムをロスしたと思います。この影響はセクター3にも現れてしまいました。今日はフロントロウにかなり近いポジションを獲得できたはずなので、どうしても納得がいきませんが、ここは気持ちを切り替え、レースで好結果が期待できるレース戦略を信じて明日の決勝に臨むつもりです」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Michael Schumacher
Ferrari
1:14.741
2 Anthony Davidson
BAR
1:15.141
3 Rubens Barrichello
Ferrari
1:15.319
4 Jarno Trulli
Renault
1:15.472
5 Kimi Raikkon
McLaren
1:15.479
6 Jenson Button
BAR
1:15.520
7 Takuma Sato
BAR
1:15.664
8 Ricardo Zonta
Toyota
1:15.690
9 Fernando Alonso
Renault
1:15.701
10 Juan-Pablo Montoya
Williams
1:16.097
11 David Coulthard
McLaren
1:16.229
12 Ralf Schumacher
Williams
1:16.556
13 Cristiano da Matta
Toyota
1:16.743
14 Giancarlo Fisichella
Sauber
1:16.748
15 Olivier Panis
Toyota
1:17.007
16 Giorgio Pantano
Jordan
1:17.309
17 Felipe Massa
Sauber
1:17.422
18 Timo Glock
Jordan
1:17.756
19 Nick Heidfeld
Jordan
1:17.873
20 Christian Klien
Jaguar
1:17.988
21 Gianmaria Bruni
Minardi
1:18.822
22 Zsolt Baumgartner
Minardi
1:18.829
23 Bas Leinders
Minardi
1:20.370
24 Bjorn Wirdheim
Jaguar
25 Mark Webber
Jaguar




佐藤琢磨、モナコGPで予選上位を狙う

2004-5-20 THU フリープラクティス

  ラッキーストライクB・A・Rホンダのサードドライバーであるアンソニー・デイヴィドソンは、モナコGPのフリープラクティスで鮮烈なデビューを飾った。モンテカルロの狭く、曲がりくねった、バンピーな市街地コースを徐々に身体に馴染ませていったアンソニーは、「モナコ・マイスター」と称されるミハエル・シューマッハーのわずか0.4秒落ちで2番手につけたのである。ガードレールに囲まれたこの難攻不落のコースを走った経験がほとんどない彼にとっては、実に立派な結果だったといえるだろう。いっぽう、レースドライバーの佐藤琢磨とジェンソン・バトンは、またしても表彰台を期待させる力強いパフォーマンスを示している。

佐藤琢磨のコメント
「個人的には今日の結果に大変満足していますし、週末に向けてチームは良いスタートを切ったといえるでしょう。3台ともトップクラスのパフォーマンスを見せ、レースに向けた準備も着実に進んでいます。というわけで、今日のペースにはとても満足していますし、モナコを走る喜びに浸っているところです。今後に期待が持てる滑り出しでしたので、ここからは明日に向けてパフォーマンスをいかに向上させるか、そしてタイアをいかに使うかに集中して考えていきたいと思います。何しろ、明日の予選は非常に重要ですからね」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)