2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001-
1999



POS.  DRIVER/TEAM GAP/LAPS LAPS
1 Michael Schumacher
Ferrari
1h31m07.490 56
2 Juan-Pablo Montoya
Williams
+5.0 secs 56
3 Jenson Button
BAR
+11.5 secs 56
4 Rubens Barrichello
Ferrari
+13.6 secs 56
5 Jarno Trulli
Renault
+37.3 secs 56
6 David Coulthard
McLaren
+53.0 secs 56
7 Fernando Alonso
Renault
+67.8 secs 56
8 Felipe Massa
Sauber
+1 Lap 55
9 Cristiano Da Matta
Toyota
+1 Lap 55
10 Christian Klien
Jaguar
+1 Lap 55
11 Giancarlo Fisichella
Sauber
+1 Lap 55
12 Olivier Panis
Toyota
+1 Lap 55
13 Giorgio Pantano
Jordan
+2 Lap 54
14 Gianmaria Bruni
Minardi
+3 Lap 53
15 Takuma Sato
BAR
+4 Lap 52
16 Zsolt Baumgartner
Minardi
+4 Lap 52
Ret Kimi Raikkon
McLaren
+16 Lap 40
Ret Nick Heidfeld
Jordan
+22 Laps 44
Ret Ralf Schumacher
Williams
+29 Laps 27
Ret Mark Webber
Jaguar
+33 Laps 23




残り3周でポイント獲得のチャンスを逃す

2004-3-21 SUN 決勝

  フェラーリとウィリアムズに果敢に挑んだラッキーストライクB・A・Rホンダは、マレーシアGPでジェンソン・バトンが3位表彰台を得るという快挙を成し遂げた。シーズン中、もっともタフとされるこのグランプリで勝ち取ったジェンソンの成績は、56周のレースを粘り強く戦い続けた結果、手に入れたものであり、彼にとってもF1では初の表彰台となった。
 後方のグリッドからスタートした佐藤琢磨も全力を投じて戦い、1周目が終了した段階で11位、さらにミハエル・シューマッハーと並ぶペースで追い上げて8位まで駒を進めたが、残り3周というところでエンジンにトラブルが発生し、悔しいリタイアに終わった。

佐藤琢磨のコメント
「たった残り3周でリタイアすることになり、言葉では言い表せない悔しさを味わっています。クルマは素晴らしい仕上がりで、レースもいいペースで周回を重ねることができました。他の多くのドライバーとは異なり、我々は2ストップ作戦で臨みましたが、これも成功だったと思います。スタートは抜群で、これで後方からスタートするハンディを挽回できました。1周が終わった時点で11位までポジションを上げられ、ポイント獲得も期待できそうだったので、そのままどんどん攻めていきました。残念ながら、コースが濡れ始めている時にターン6でミスを犯し、コースアウトしてしまいます。ただし、幸いにもコースに復帰できたので、そこから再度、全力を投じて8位までポジションを取り戻しました。1ラップ1ラップに集中し、最終的にはルノーと互角に戦えたことは素晴らしかったと思います。僕自身のことについては非常に落胆していますが、チームにとっては最高のレースとなりました。今後もエキサイティングなレースを演じるパフォーマンスを有していることが、これで証明されたと思います」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Michael Schumacher
Ferrari
1:33.074
2 Mark Webber
Jaguar
1:33.715
3 Rubens Barrichello
Ferrari
1:33.756
4 Juan-Pablo Montoya
Williams
1:34.054
5 Kimi Raikkon
McLaren
1:34.164
6 Jenson Button
BAR
1:34.221
7 Ralf Schumacher
Williams
1:34.235
8 Jarno Trulli
Renault
1:34.413
9 David Coulthard
McLaren
1:34.602
10 Cristiano Da Matta
Toyota
1:34.917
11 Felipe Massa
Sauber
1:35.039
12 Giancarlo Fisichella
Sauber
1:35.061
13 Christian Klien
Jaguar
1:35.158
14 Olivier Panis
Toyota
1:35.617
15 Nick Heidfeld
Jordan
1:36.569
16 Gianmaria Bruni
Minardi
1:38.577
17 Zsolt Baumgartner
Minardi
1:39.272
18 Giorgio Pantano
Jordan
1:39.902
19 Fernando Alonso
Renault
-
20 Takuma Sato
BAR
-




佐藤琢磨、悔しいスピンで最後尾に沈む

2004-3-20 SAT 公式予選

  ラッキーストライクB・A・Rホンダのジェンソン・バトンは本日行なわれた最終予選で6番手のタイムを記録し、56周で競われる明日のマレーシアGPには3列目グリッドから臨むことが決まった。いっぽう、チームメイトの佐藤琢磨はターン11でスピンを喫したため、最後列からのスタートとなった。
 昨日の午後は走行を途中で中断しなければならず、決して期待通りの展開とはいえなかったが、今朝は順調に走行を続け、B・A・Rホンダは確かな手応えをつかんでいた。こうした流れに乗ったジェンソンは2回目の予選でも着実な進歩を示し、コースの特性を加味してセッティングしたB・A・R006ホンダのポテンシャルを遺憾なく引き出すことに成功した。
 2時間におよぶ予選セッション中、路面温度は52℃から55℃で推移し、最高気温は37℃に達した。レースが開催される明日も、クアラルンプールのセパンサーキットは酷暑となることが予想されている。

佐藤琢磨のコメント
「予選がこんな形で終わって、本当に残念です。高速コーナーのターン11でバンプに乗り上げ、コントロールを失ってしまいました。ハードにプッシュしたおかげで、いいタイムを記録できそうな感触を掴んでいたんですが。走り始めの苦しい展開を思えば、今朝の時点までは順調な経過を辿り、予選でその成果を手に入れられると期待していました。幸運にもマシーンはダメージを負わずに済みましたが、最後尾からスタートするのはとても悔しいことです。ただし、我々のパッケージはレースで威力を発揮できるはずなので、明日に向けてハードな仕事をこなし、ポイント圏内に一歩でも近づけるよう、努力するつもりです」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Kimi Raikkon
McLaren
1:34.395
2 Ralf Schumacher
Williams
1:34.693
3 Mark Webber
Jaguar
1:35.054
4 Michael Schumacher
Ferrari
1:35.094
5 Juan-Pablo Montoya
Williams
1:35.100
6 Jarno Trulli
Renault
1:35.115
7 Felipe Massa
Sauber
1:35.288
8 Fernando Alonso
Renault
1:35.300
9 David Coulthard
McLaren
1:35.301
10 Rubens Barrichello
Ferrari
1:35.373
11 Jenson Button
BAR
1:35.407
12 Olivier Panis
Toyota
1:35.524
13 Ricardo Zonta
Toyota
1:35.850
14 Christian Klien
Jaguar
1:35.996
15 Takuma Sato
BAR
1:36.292
16 Giancarlo Fisichella
Sauber
1:36.353
17 Anthony Davidson
BAR
1:36.708
18 Bjorn Wirdheim
Jaguar
1:36.883
19 Cristiano Da Matta
Toyota
1:36.907
20 Nick Heidfeld
Jordan
1:37.725
21 Gianmaria Bruni
Minardi
1:37.818
22 Zsolt Baumgartner
Minardi
1:38.588
23 Timo Glock
Jordan
1:38.796
24 Giorgio Pantano
Jordan
1:39.324
25 Bas Leinders
Minardi
1:41.485




佐藤琢磨、ブレーキトラブルに泣

2004-3-19 FRI フリープラクティス

  シーズン中、もっとも暑いとされるクアラルンプールのマレーシアGPは、高温化におけるラッキーストライクB・A・Rホンダチームの実力を測る、最初の機会でもある。もっとも、酷暑のなかでもマシーンは良好な反応を示し、午前中はサードドライバーのアンソニー・デイヴィドソンを中心に走り込みを行なった。アンソニーは一切トラブルに見舞われることなく21周を走行し、3番手のタイムを記録した。
 しかし、午後の展開はあまり好ましいものではなかった。ジェンソン・バトンがマシーンのバランスに問題を抱えていたほか、佐藤琢磨とアンソニーはセッション途中で走行を切り上げなければならなくなったのだ。まず、琢磨のマシーンはターン3でいきなりブレーキがロック、コントロールを失ってコースから飛び出したうえ、ガードレールと接触してフロントウィングを壊してしまう。ここから、なんとかコースに復帰してガレージに辿り着いたものの、このとき10番手だった琢磨は、残り時間をピットで過ごす羽目に陥った。また、午後に入ってからロングランを担当していたアンソニーは、エンジン・トラブルのためコース上で立ち往生してしまった。詳しい原因は現在、調査中である。このためジェンソンが11番手、琢磨が15番手、アンソニーが17番手という結果に終わった。
 本日の最高気温は38℃。例年通り蒸し暑く、いつ激しい夕立が降り始めるか分からないという空模様も、いかにもマレーシアGPらしいものだった。

佐藤琢磨のコメント
「今日はブレーキトラブルのため、たった10周しか走ることができず、本当に残念です。明日の予選に備えるには、今晩はみっちり打ち合わせを行ない、明日の午前中は精力的に走り込む必要がありそうです。いずれにしても、辛い一日でしたね」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)