本日行なわれたマレーシアGPで激戦を繰り広げたジェンソン・バトンは、7位で完走してラッキーストライクB･A･Rホンダにシーズン初のポイントをもたらした。スタートからフィニッシュまで積極果敢に戦ったジェンソンは、ルノーのヤーノ・トルーリやフェラーリのミハエル・シューマッハーを相手に善戦したものの、チェッカー間近になるとオーバーステアがひどくて手に負えないほどになり、最終ラップにはライバルにポジションを譲る形となった。いっぽう、フォーメーションラップのスタートで電気系のトラブルに見舞われたジャック・ヴィルヌーヴは、この影響でギアボックスにダメージを負い、決勝には出走できなかった。

（ラッキーストライクB･A･Rホンダのプレスリリースより）

　 2003年マレーシアGPに挑むラッキーストライクB･A･Rホンダを先導するのは、本日の予選で9位に食い込んだジェンソン・バトンである。ジェンソンは5列目のグリッドから明日のレースに臨むいっぽう、チームメイトのジャック・ヴィルヌーヴはやや後方の12番手グリッドからスタートする。この重要なセッションはうだるような暑さのもとで行なわれたが、予想された雷を伴う嵐はとうとうやってこなかった。ふたりはアタック中に細かなミスを犯して10分の1秒ほどを失ったものの、共にマシーンのバランスには満足しており、明日のレースでの戦略にも自信を抱いている様子だ。

（ラッキーストライクB･A･Rホンダのプレスリリースより）

　 ラッキーストライクB･A･Rホンダのドライバーであるジェンソン・バトンとジャック・ヴィルヌーヴは、本日行なわれたマレーシアGPの第1回予選をそれぞれ9位と15位で終えた。予選へのスタート順は前戦オーストラリアGPのレース結果に従ったもので、ジャックは9番目、ジェンソンはその直後の10番目にシングルラップのアタックに臨んだ。B･A･Rの2台がガレージを後にした頃から、それまでは50℃と焼けつくように熱かった路面温度が徐々に下がり始める。ここでふたりのドライバーはオーバーステアと格闘することになった。ただし、ジェンソンはこの戦いに打ち勝ってトップ10フィニッシュを果たしたのに対し、最終セクターでミスを犯したジャックは1秒近くも失う結果に終わった。

（スーパーアグリF1チームのプレスリリースより）