本日、ホッケンハイムで開催されたドイツGPにおいて、ジェンソン・バトンが8位でフィニッシュしたことにより、ラッキーストライクB･A･Rホンダは貴重なポイントを上乗せすることに成功した。予選では17番手という落胆すべき結果に終わったものの、レースはバトンの楽観的な予想を裏付ける展開となり、困難な状況を跳ね返して力強いパフォーマンスを示してくれた。いっぽうチームメイトのジャック・ヴィルヌーヴは、1コーナーで発生した多重クラッシュに巻き込まれてしまう。ここでジャスティン・ウィルソンと接触したヴィルヌーヴはピットに舞い戻ったが、リアサスペンションにダメージを受けていることが判明する。そこで1ストップでレースを走りきる作戦に急遽切り替えたものの、この苦労は報われずにレースは幕を閉じた。

（ラッキーストライクB･A･Rホンダのプレスリリースより）

　 B･A･R005ホンダを駆るジャック・ヴィルヌーヴは、本日行なわれた第2回予選の結果により、明日のドイツGPには13番グリッドからスタートすることが決まった。そのチームメイトであるジェンソン・バトンは、1ラップを通じて強いオーバーステアに悩まされ、自身が言うところの「ひどい」予選結果に終わった。17位に留まったバトンは明日のレースに9列目から挑む。
昨日の予選でヴィルヌーヴは1コーナーでコースアウトを喫し、ここで走行を中断したために正式なラップタイムを記録できなかった。その代償として、今日の予選には2番手で出走したが、この時間帯のホッケンハイムはまだ日差しが残っていて温度も充分下がりきっておらず、難しいコンディション下での走行となった。
9番手でアタックに臨んだバトンはウォームアップランも好調で、この時点ではトップ10に食い込むことが期待されたものの、意外にも路面温度が上昇し、過大なオーバーステアに苦しめられることとなった。この影響で最終コーナーのひとつ手前でもミスを犯し、残念な予選結果に終わったのである。
明日の第2回予選には、ジャックが12番目、ジェンソンは8番目に出走することになる。

（ラッキーストライクB･A･Rホンダのプレスリリースより）

　 ドイツGPの幕開けはラッキーストライクB･A･Rホンダにとってまったく不本意なものとなり、本日の第1回予選ではジェンソン・バトンが12位、ジャック・ヴィルヌーヴは19位に終わった。
路面温度は44℃、気温は30℃に達した本日の1ラップ・アタックに、バトンとヴィルヌーヴは10番手と14番手で出走した。本日の結果により、ヴィルヌーズは2番目、バトンは9番手で明日の第2回予選に挑むことが決まった。

（ラッキーストライクB･A･Rホンダのプレスリリースより）