2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001-
1999



POS.  DRIVER/TEAM GAP/LAPS LAPS
1 Kimi Raikkon
McLaren
1h32m09.290 70
2 Michael Schumacher
Ferrari
+1.1 secs 70
3 Rubens Barrichello
Ferrari
+40.4 secs 70
4 Felipe Massa
Sauber
+55.1 secs 70
5 Mark Webber
Williams
+55.7 secs 70
6 Ralf Schumacher
Toyota
+1 Lap 69
7 David Coulthard
Red Bull
+1 Lap 69
8 Christian Klien
Red Bull
+1 Lap 69
9 Jacques Villeneuve
Sauber
+1 Lap 69
10 Tiago Monteiro
Jordan
+3 Laps 67
11 Christijan Albers
Minardi
+3 Laps 67
Ret Jarno Trulli
Toyota
Brakes 62
DSQ Juan Pablo Montoya
McLaren
Black flagged 52
Ret Jenson Button
BAR
Accident 46
Ret Nick Heidfeld
Williams
Engine 43
Ret Takuma Sato
BAR
Brakes 40
Ret Patrick Friesacher
Minardi
Hydraulics 39
Ret Fernando Alonso
Renault
Suspension 38
Ret Giancarlo Fisichella
Renault
Hydraulics 32
Ret Narain Karthikeyan
Jordan
Suspension 24




佐藤琢磨、サバイバルレースの苦い結末

2005-6-12 SUN 決勝

  好調だった週末を好結果で締め括るべく、ラッキーストライクB・A・Rホンダは本日のカナダGPを勇猛果敢に戦った。残念なことにジェンソン・バトンも佐藤琢磨もポイントを手に入れられずにジル・ヴィルヌーヴ・サーキットを後にすることになったが、今後に期待を抱かせる充分な成果をチームは手に入れたといえる。
70ラップのレースで9人のドライバーが姿を消すなど、今年のカナダGPはどのチームにとっても消耗戦の様相を呈した。ジェンソンも琢磨もスタートはよくなく、揃って順位をふたつ落とした。ジェンソンは終始、表彰台を狙えるポジションにつけていたが、フィニッシュまで23周を残して、有名な「チャンピオンの壁」の餌食となってしまった。
スタート直後の1コーナーでジャック・ヴィルヌーヴにテールを突付かれた琢磨は、ディフューザーとリアウィングの一部にダメージを負ってしまう。けれども、22周目になるとギアボックスの油圧が低下するという、さらに深刻なトラブルに見舞われる。24周目、チームは琢磨を呼び戻し、わずか27分でTカーのリアエンドとごっそり入れ替える大手術を敢行、コースへと送り返した。インディアナポリスの予選を有利に戦うため、出走順位を少しでも後にすることを狙ったのだ。琢磨は残り24周でレースに復帰したが、ヘアピンの進入で後輪が突然ロックしたため、少し早めにレースを終える結果となった。

佐藤琢磨のコメント
「とてもいい週末のように思っていたので、今日の結果は非常に残念です。僕にとっては様々な出来事のあったレースでした。スタートでは思うようにクルマが走り出さず、1コーナーと2コーナーでは苦しい状況に追い込まれてしまいます。そしてザウバーの1台に追突されてディフューザーとリアウィングの1部にダメージを負い、おかげでとても難しいハンドリングになってしまいました。レースの半ば頃、今度はギアボックスにトラブルが発生してリアエンドをそっくり交換することになります。普通はあまりやらないことですが、データを収集するため、そして少しでもいい順位でフィニッシュするために走り続けたのです。ただし、クルマの調子は決して良くなく、油圧も上がりません。最後にはリアブレーキがロックして、万事休すとなりました。僕をコースに送り戻すため、メカニックたちは素晴らしい仕事をしてくれたので、フィニッシュできなかったことは残念でなりません。ただし、今日のレースからもポジティブな収穫はあったので、次戦のインディアナポリスを楽しみにしているところです」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Jenson Button
BAR
1:15.217
2 Michael Schumacher
Ferrari
1:15.475
3 Fernando Alonso
Renault
1:15.561
4 Giancarlo Fisichella
Renault
1:15.577
5 Juan Pablo Montoya
McLaren
1:15.669
6 Takuma Sato
BAR
1:15.729
7 Kimi Raikkon
McLaren
1:15.923
8 Jacques Villeneuve
Sauber
1:16.116
9 Jarno Trulli
Toyota
1:16.201
10 Ralf Schumacher
Toyota
1:16.362
11 Felipe Massa
Sauber
1:16.661
12 David Coulthard
Red Bull
1:16.890
13 Nick Heidfeld
Williams
1:17.081
14 Mark Webber
Williams
1:17.749
15 Christijan Albers
Minardi
1:18.214
16 Christian Klien
Red Bull
1:18.249
17 Narain Karthikeyan
Jordan
1:18.664
18 Tiago Monteiro
Jordan
1:19.034
19 Patrick Friesacher
Minardi
1:19.574
20 Rubens Barrichello
Ferrari




佐藤琢磨、6番グリッドから今季初の入賞を目指す

2005-6-11 SAT 公式予選

  カナダGPの予選でラッキーストライクB・A・Rホンダのジェンソン・バトンは一番時計を叩き出し、ポールポジションの獲得にチームは沸き立った。グリップレベルの低い難しいコンディションとうだるような暑さのなか、ジェンソンはミスなくアタックラップをまとめあげ、ミハエル・シューマッハーとフェルナンド・アロンソを破ってキャリア2度目のポールポジションを手に入れた。
ジェンソンに比肩する素晴らしいドライビングで予選6位に食い込んだ佐藤琢磨は、明日の71周のレースに3列目から臨む。

佐藤琢磨のコメント
「予選は最後のプラクティス・セッションから温度が大きく上昇していたため、ウォームアップでは敢えてあまりプッシュしなかったのですが、これがグリップレベルを低くする一因になってしまったようです。新しい空力パッケージは非常に効果的で、先週のテストに注ぎ込んだチーム全体のハードワークが報われました。この2レースで用いる空力パーツを開発するため、チームは素晴らしい働き振りを示してくれました。週末の流れはすべて順調で、トップグループに返り咲くステップを踏み出したように思います。レースに向けたセッティングに関しては強い自信があるので、明日が本当に楽しみです」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Pedro de la Rosa
McLaren
1:14.662
2 Ricardo Zonta
Toyota
1:14.858
3 Fernando Alonso
Renault
1:15.376
4 Juan Pablo Montoya
McLaren
1:15.625
5 Kimi Raikkon
McLaren
1:15.679
6 Giancarlo Fisichella
Renault
1:15.846
7 Jenson Button
BAR
1:16.190
8 Takuma Sato
BAR
1:16.313
9 Ralf Schumacher
Toyota
1:16.364
10 Rubens Barrichello
Ferrari
1:16.459
11 Jarno Trulli
Toyota
1:16.638
12 Mark Webber
Williams
1:16.661
13 Jacques Villeneuve
Sauber
1:16.718
14 Felipe Massa
Sauber
1:16.727
15 Nick Heidfeld
Williams
1:16.826
16 Michael Schumacher
Ferrari
1:17.200
17 David Coulthard
Red Bull
1:17.299
18 Christian Klien
Red Bull
1:17.922
19 Patrick Friesacher
Minardi
1:18.115
20 Narain Karthikeyan
Jordan
1:18.234
21 Christijan Albers
Minardi
1:18.463
22 Tiago Monteiro
Jordan
1:19.186
23 Scott Speed
Red Bull
1:19.270




佐藤琢磨、カナダGPの初日は8番手

2005-6-10 FRI フリープラクティス

  好天に恵まれ、気温が33°Cまで上がったモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットにおいて、カナダGPへの準備に勤しむラッキーストライクB・A・Rホンダはポジティブなスタートを切った。レースドライバーのジェンソン・バトンと佐藤琢磨は、本日の2回のセッションでタイア・チョイスとセットアップ作業を行ない、それぞれ7番手と8番手につけた。
最初のセッションでジェンソンと琢磨は4番手と8番手のタイムをマークしており、この結果にB・A・Rホンダは満足している。

佐藤琢磨のコメント
「今日のセッションは良かったですね。たくさん走り込むなかで、先週アンソニーがモンザでテストしたロードラッグ・セットがとても有効なことが分かり、自信を持ちました。もちろん、この後も高い競争力を保てるよう懸命に働かなければなりませんが、舗装が新しくなったコースの初日としては、いいデータがたくさん収集できましたし、そのことを僕たちは喜ぶべきなのでしょう」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)