2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001-
1999



POS.  DRIVER/TEAM GAP/LAPS LAPS
1 Kimi Raikkon
McLaren
1h29m02.212 53
2 Giancarlo Fisichella
Renault
+1.6 secs 53
3 Fernando Alonso
Renault
+17.4 secs 53
4 Mark Webber
Williams
+22.2 secs 53
5 Jenson Button
BAR
+29.5 secs 53
6 David Coulthard
Red Bull
+31.6 secs 53
7 Michael Schumacher
Ferrari
+33.8 secs 53
8 Ralf Schumacher
Toyota
+49.5 secs 53
9 Christian Klien
Red Bull
+51.9 secs 53
10 Felipe Massa
Sauber
+57.5 secs 53
11 Rubens Barrichello
Ferrari
+60.6 secs 53
12 Jacques Villeneuve
Sauber
+83.2 secs 53
13 Tiago Monteiro
Jordan
+1 Lap 52
14 Robert Doornbos
Minardi
+2 Laps 51
15 Narain Karthikeyan
Jordan
+2 Lap 51
16 Christijan Albers
Minardi
+4 Laps 49
DSQ* Takuma Sato
BAR
+1 Lap 52
Ret Antonio Pizzonia
Williams
Spin 9
Ret Jarno Trulli
Toyota
Accident 9
Ret Juan Pablo Montoya
McLaren
Accident 0




佐藤琢磨、ふたつのアクシデントで13位に終わる

2005-10-9 SUN 決勝

  ジェンソン・バトンは本日の日本GPを5位で終えたが、2番グリッドからのスタートを表彰台に結び付けられなかったことに落胆している。勇敢な戦い振りでレース中盤まで2番手を守っていたジェンソンは、ピットストップでのトラブルとスピード不足によりフィニッシュ時には5番手となっていた。彼のチームメイトで、日本のヒーローである佐藤琢磨は、地元のファンが見守るなかで出入りの激しいレースを演じ、残念な13位に終わった。
ジェンソンのスタートはあまりよくなく、走り出しの段階でポジションをひとつ落としたものの、その後はフィジケラを相手に見応えのあるバトルを演じた。しかし、最初のピットストップで給油口のカバーが開かないトラブルが発生、これによって6秒以上をロスし、上位争いから脱落した。
琢磨は1コーナーでアウトにはらんでしまったうえ、コースに戻ろうとしたところでバリケロとの接触を余儀なくされた。ここで18番手まで順位を落とした彼は反撃を開始したものの、ヤーノ・トゥルーリと絡んでイタリア人ドライバーはリタイアに終わった。

佐藤琢磨のコメント
「ファンの皆さんからものすごい声援を受けていただけに、この結果は非常に残念です。スタートはあまり良くなく、1コーナーではクリエンとサイド・バイ・サイドになってアウトにはらんでしまいました。そこに後方からルーベンスがやってきて僕の目の前を通過、2台は接触してグラベルに飛び出し、僕のマシーンのフロント部分がダメージを負ってしまったのです。僕たちは戦略を変更したものの、これも上手くいったとはいえず、さらにはトゥルーリと並んでシケインに進入し、これによって僕のレースはさらに悪い展開となりました。今回のレースは僕自身だけでなく、ファンの皆さん、チーム、そしてホンダにとっても残念な結果になりましたが、僕はここ鈴鹿にレースするために戻ってくるつもりです」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Ralf Schumacher
Toyota
1:46.106
2 Jenson Button
BAR
1:46.141
3 Giancarlo Fisichella
Renault
1:46.276
4 Christian Klien
Red Bull
1:46.464
5 Takuma Sato
BAR
1:46.841
6 David Coulthard
Red Bull
1:46.892
7 Mark Webber
Williams
1:47.233
8 Jacques Villeneuve
Sauber
1:47.440
9 Rubens Barrichello
Ferrari
1:48.248
10 Felipe Massa
Sauber
1:48.278
11 Narain Karthikeyan
Jordan
1:48.718
12 Antonio Pizzonia
Williams
1:48.898
13 Christijan Albers
Minardi
1:50.843
14 Michael Schumacher
Ferrari
1:52.676
15 Robert Doornbos
Minardi
1:52.894
16 Fernando Alonso
Renault
1:54.667
17 Kimi Raikkon
McLaren
2:02.309
18 Tiago Monteiro
Jordan
19 Jarno Trulli
Toyota
20 Juan Pablo Montoya
McLaren




佐藤琢磨、天も味方して5番グリッドを獲得

2005-10-8 SAT 公式予選

  ウェット・コンディションとなった本日の予選で2番手につけたBARホンダのジェンソン・バトンは、明日開催されるホンダのホームグランプリにフロントロウから臨むことが決まった。チームメイトで日本人期待の佐藤琢磨はそのわずか0.7秒遅れで、地元ファンが見守るレースに3列目グリッドから挑む。
本日の予選に関する天気予報はピンポイントの正確さを示し、午前中の鈴鹿サーキットは雨で湿度95%以上、続く午後の予選セッションでは後半に雨が降り始めると知らせていた。
2日目最初のセッションでは、変わりやすい天候のもと、数名のドライバーが勇躍走行を開始したものの、ウェットタイアの皮むきを行なう以上のことはできなかった。ここでジェンソンは4ラップを消化、琢磨は5ラップを走った。2回目のフリープラクティスは徐々に雨脚が強まる展開となったが、ふたりのドライバーは周回を重ね、決勝に向けてセットアップのファインチューニングを行なった。
琢磨とジェンソンはそれぞれ11番手と14番手に出走、これは“天が不幸の扉を開く”数分前のことだった。明日はドライとなることが確実視されているので、チャレンジングな鈴鹿サーキットを53周して競われる決勝は、予想外のスターティンググリッドで幕を開けることも手伝ってエキサイティングなレースとなるだろう。

佐藤琢磨のコメント
「ホームグランプリの予選を5位で終えることができ、とてもハッピーです。今日の空模様は僕たちの味方で、明日のために素晴らしいチャンスを授けてくれました。ちょうど僕が走り始めた頃に雨が降り始めましたが、その影響はそれほどでもありませんでした。もっとも、今日はインターミディエイトタイアで走っていなかったため、アンダーステアが非常に強かったのですが、まずまずのラップだったと思います。ファンの皆さんが熱心に応援してくれているので、明日は素晴らしいレースをしたいと願っています」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Ricardo Zonta
Toyota
1:30.682
2 Michael Schumacher
Ferrari
1:31.716
3 Pedro de la Rosa
McLaren
1:31.821
4 Rubens Barrichello
Ferrari
1:32.267
5 Kimi Raikkon
McLaren
1:32.849
6 Ralf Schumacher
Toyota
1:32.917
7 Jarno Trulli
Toyota
1:33.122
8 Fernando Alonso
Renault
1:33.259
9 Jenson Button
BAR
1:33.453
10 Mark Webber
Williams
1:33.520
11 David Coulthard
Red Bull
1:33.563
12 Antonio Pizzonia
Williams
1:33.679
13 Takuma Sato
BAR
1:34.330
14 Giancarlo Fisichella
Renault
1:34.400
15 Felipe Massa
Sauber
1:34.421
16 Christian Klien
Red Bull
1:34.707
17 Sakon Yamamoto
Jordan
1:34.829
18 Jacques Villeneuve
Sauber
1:34.874
19 Vitantonio Liuzzi
Red Bull
1:34.977
20 Robert Doornbos
Jordan
1:35.150
21 Tiago Monteiro
Jordan
1:35.388
22 Juan Pablo Montoya
McLaren
1:37.371
23 Christijan Albers
Minardi
1:37.626
24 Narain Karthikeyan
Jordan
1:38.034




佐藤琢磨、雨の予選に向けて準備を進める

2005-10-7 FRI フリープラクティス

  BARホンダにとっては第2のホームグランプリであり、ホンダと組んで100戦目となるレースに向け、本日、チームは好スタートを切った。
グランプリ初日であるにもかかわらず、コースサイドには多くの日本人ファンが駆けつけ、彼らのスターである佐藤琢磨とチームメイトであるジェンソン・バトンの走りに見入っていた。琢磨は今朝のセッションで8番手に入り、ふたりのドライバーは予定されたプログラムを消化するとともにノートラブルでたくさんの周回をこなし、確かな手応えを掴んだ。
午後は曇りからセッション後半にはシャワーが降り、週末の鈴鹿を予告するような空模様となった。ふたりのドライバーは、18のコーナーと8の字形のユニークなレイアウトを持つ鈴鹿サーキットにあわせてBARホンダ007のファインチューニングを実施、加えてミシュランが供給するタイアの比較を行なった。午後のセッションでジェンソンは9番手、琢磨は13番手につけた。

佐藤琢磨のコメント
「今日の天候は曇りと雨になりましたが、僕たちは空模様を正確に予想し、雨に備えて朝からたくさんの準備を進めました。今日はロングランとともにタイアの比較に集中し、さらに雨が降ったおかげでウェットタイアを試すチャンスにも恵まれました。明日のプラクティスも雨になりそうなので、その意味からも今日の作業は重要でした。いいデータがたくさん手に入ったので、多くの仕事が僕たちを待ち受けていることになりますが、いい感触を掴んでいます。走行初日にたくさんのファンが来てくれてとても嬉しいし、素晴らしい雰囲気を満喫しています」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)