2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001-
1999



POS.  DRIVER/TEAM GAP/LAPS LAPS
1 Michael Schumacher
Ferrari
1:27:51.693 67
2 Felipe Massa
Ferrari
+0.7 secs 67
3 Kimi Raikkon
McLaren-Mercedes
+13.2 secs 67
4 Jenson Button
Honda
+18.8 secs 67
5 Fernando Alonso
Renault
+23.7 secs 67
6 Giancarlo Fisichella
Renault
+24.8 secs 67
7 Jarno Trulli
Toyota
+26.5 secs 67
8 Christian Klien
RBR-Ferrari
+48.1 secs 67
9 Ralf Schumacher
Toyota
+60.3 secs 67
10 Vitantonio Liuzzi
STR-Cosworth
+1 Lap 66
11 David Coulthard
RBR-Ferrari
+1 Lap 66
12 Scott Speed
STR-Cosworth
+1 Lap 66
13 Christijan Albers
MF1-Toyota
+1 Lap 66
14 Tiago Monteiro
MF1-Toyota
+2 Laps 65
Ret Mark Webber
Williams-Cosworth
Water leak 59
Ret Takuma Sato
Super Aguri-Honda
Gearbox 38
Ret Jacques Villeneuve
Sauber-BMW
Accident 30
Ret Rubens Barrichello
Honda
Engine 18
Ret Nick Heidfeld
Sauber-BMW
Brakes 9
Ret Pedro de la Rosa
McLaren-Mercedes
Fuel pump 2
Ret Sakon Yamamoto
Super Aguri-Honda
Driveshaft 1
Ret Nico Rosberg
Williams-Cosworth
Accident 0




佐藤琢磨、惜しくも打倒ミッドランドの好機を逃す

2006-7-30 SUN 決勝

  ドイツGPの結末は残念だったが、スーパーアグリF1チームにとってまったく予期しない類のものではなかった。SAF1チームからF1デビューを果たした山本左近は、マシーンの始動に問題を抱えてピットレーンからのスタートに手間取り、最終的にガレージからレースに臨むこととなった。しかし、ドライブ・シャフトにトラブルが発生し、オープニングラップでリタイアに追い込まれた。昨日の予選で期待を抱かせるパフォーマンスを示した佐藤琢磨も同じように不本意な結末を迎えた。琢磨は素晴らしいスタートで17番グリッドから15番手へとすぐにポジションを上げたが、38周目にギアボックスのオイルリークが起こり、2006年ドイツGPからの戦線離脱を余儀なくされた。

佐藤琢磨のコメント
「ドイツGPでのSA06のデビューはポジティブな内容であり、昨日は予選で優れた性能を発揮しました。今日のレースペースに関してはもう少し多くを期待していたので、その点では残念でしたが、SA05からの進歩の歩幅は大きく、問題は時が解決してくれると考えています。ミッドランドとレースできたことはエキサイティングで、第2スティントでも彼らのドライバーのひとりを凌いでいました。最終的にはギアボックス系のオイルに問題が起きてレースからリタイアしなければなりませんでしたが、これがまったくのニューカーであったことを考えれば、この種のトラブルが起きることは驚くに値しません。今日のレースは残念でしたが、全般的に見えれば我々にとってよい週末であり、簡単ではありませんでしたが手応えを掴んだ週末だといえるでしょう」

(スーパーアグリF1チームのプレスリリースより)

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Kimi Raikkon
McLaren-Mercedes
1:14.070
2 Michael Schumacher
Ferrari
1:14.205
3 Felipe Massa
Ferrari
1:14.569
4 Jenson Button
Honda
1:14.862
5 Giancarlo Fisichella
Renault
1:14.894
6 Rubens Barrichello
Honda
1:14.934
7 Fernando Alonso
Renault
1:15.282
8 Ralf Schumacher
Toyota
1:15.923
9 Pedro de la Rosa
McLaren-Mercedes
1:15.936
10 David Coulthard
RBR-Ferrari
1:16.326
11 Mark Webber
Williams-Cosworth
1:15.094
12 Christian Klien
RBR-Ferrari
1:15.141
13 Jarno Trulli
Toyota
1:15.150
14 Jacques Villeneuve
Sauber-BMW
1:15.329
15 Nico Rosberg
Williams-Cosworth
1:15.380
16 Nick Heidfeld
Sauber-BMW
1:15.397
17 Vitantonio Liuzzi
STR-Cosworth
1:16.399
18 Christijan Albers
MF1-Toyota
1:17.093
19 Takuma Sato
Super Aguri-Honda
1:17.185
20 Tiago Monteiro
MF1-Toyota
1:17.836
21 Sakon Yamamoto
Super Aguri-Honda
1:20.444
22 Scott Speed
STR-Cosworth
No time




佐藤琢磨、ついにライバルの一角を実力で崩す

2006-7-29 SAT 公式予選

  ニューカーSA06を駆った佐藤琢磨が直近のライバルを0.651秒凌ぐタイムで明日の2006年ドイツGPの17番手グリッドを手に入れたことで、スーパーアグリF1チームにとっては設立以来、最良の一日となった。日本人ドライバーとして最年少のF1デビューを果たした山本左近は、今朝行なわれた最後のフリープラクティスではセッション前半まで印象的なドライビングを見せていた。しかし、SA06の限界を探っているうち、フライングラップ中に最終コーナーでコースアウトを喫してコンクリートウォールに接触したため、残念ながら午後の予選にはTカーで挑むこととなった。

佐藤琢磨のコメント
「これは間違いなくチームの素晴らしい努力の結果であり、最高の気分に浸ることができました。このようなタイトなスケジュールのなか、ニューカーをここに持ち込むためにメカニックたちが徹夜の連続でどれほど懸命に働き続けてくれたかを僕はよく知っています。新車によくあるマイナーなトラブルはいくつかありましたが、SA06は素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。初めてまともに戦った予選で2台のミッドランドに割ってはいるタイムを記録できたことは、チーム全員が傑出した働きをしてくれた証拠です。SA06がまだ走り始めたばかりであることを考えると、このマシーンのポテンシャルは非常に高いといえるでしょう」

(スーパーアグリF1チームのプレスリリースより)

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Robert Kubica
Sauber-BMW
1:16.225
2 Michael Schumacher
Ferrari
1:16.502
3 Robert Doornbos
RBR-Ferrari
1:16.549
4 Kimi Raikkon
McLaren-Mercedes
1:17.040
5 Felipe Massa
Ferrari
1:17.205
6 Anthony Davidson
Honda
1:17.294
7 Mark Webber
Williams-Cosworth
1:17.344
8 Pedro de la Rosa
McLaren-Mercedes
1:17.516
9 Rubens Barrichello
Honda
1:17.519
10 Jenson Button
Honda
1:17.542
11 Giancarlo Fisichella
Renault
1:17.672
12 Jarno Trulli
Toyota
1:17.844
13 Ralf Schumacher
Toyota
1:17.895
14 Markus Winkelhock
MF1-Toyota
1:17.962
15 Fernando Alonso
Renault
1:18.082
16 Alexander Wurz
Williams-Cosworth
1:18.164
17 Christian Klien
RBR-Ferrari
1:18.223
18 Vitantonio Liuzzi
STR-Cosworth
1:18.366
19 Neel Jani
STR-Cosworth
1:18.460
20 David Coulthard
RBR-Ferrari
1:18.616
21 Nick Heidfeld
Sauber-BMW
1:18.636
22 Christijan Albers
MF1-Toyota
1:18.643
23 Tiago Monteiro
MF1-Toyota
1:18.991
24 Jacques Villeneuve
Sauber-BMW
1:19.113
25 Scott Speed
STR-Cosworth
1:19.232
26 Takuma Sato
Super Aguri-Honda
1:19.365
27 Sakon Yamamoto
Super Aguri-Honda
28 Nico Rosberg
Williams-Cosworth




ニューカーSA06、ついにグランプリウィークを迎える!

2006-7-28 FRI フリープラクティス

  スーパーアグリF1チームと2台のニューカー“SA06”は、本日ホッケンハイムでドイツGPの週末に向けて力強いスタートを切った。佐藤琢磨と、SAF1の新しいチームメイトである山本左近は、まずは今朝のフリープラクティスで予定していたプログラムを完了した。ただし、雨のためほとんどのチームが走行開始を遅らせた午後のプラクティスでは、SAF1チームが走り始めたところでハイドローリック・トラブルが発生し、残念ながら進歩は見られなかった。琢磨が走行を終えたのはチェッカードフラッグの1分前のことで、左近は2ラップしたところでセッションの幕切れを迎えた。

佐藤琢磨のコメント
「本当に素晴らしいSA06との初日でした。今日は、先週のシェイクダウンに続いて行なった最初のテストのようなものでしたが、クルマは午前中のセッションと午後のセッションの最初まで順調に走ってくれました。残念ながら油圧系のトラブルが起きたために今日のプログラムを完遂することはできませんでしたが、トラブルはあくまでもマイナーなものであり、新しいマシーンを初めて走らせるときにはつき物のような問題です。SA06のマナーは良好でパフォーマンスも優れており、本日果たした進歩についても満足しています」

(スーパーアグリF1チームのプレスリリースより)